葉隠武士道から学ぶ日本人のあり方2.

From : 田渕裕哉(2011/09/27 07:51:23)

おはようございます。今朝は新宿からです。

昨日は、長男の誕生日でした。23歳になりました。
いろいろな思い出があります。立派に成長していて嬉しいです。

葉隠の中に次のような文章があります。

「同じ人間に生まれたのである。誰に劣るなどあろうものか。

すべて修行は、大高慢に自分以上の者はいないのだと
思い上がるほどでなければ役に立つわけがない。

自分一人でお国を安泰させるぞとかからなければ、
修行もものにならないだろう。」

葉隠は、自分こそナンバーワンの武士であると自覚することから
すべては始まると教えています。

そして、自分こそ第一の武士となるために、
4つの誓願を立て、日々自分を励ませるのです。

その4つはこうです。

1.武士道において絶対におくれをとらないこと。

2.主君のお役に立つべきこと。

3.親に孝行をすべきこと。

4.大慈悲を起こし人の役立つべきこと。

この4誓願を自分に当てはめて考えてみてください。

次の質問を考えるといいでしょう。

1.自分の人生において最も大切なこと、譲れないもの、
実現していきたいものは何か? 

 

2.自分の所属する組織、社会をどのようにしていきたいか? 

3.自分が感謝する人、ものは何か? 

4.自分の人生のミッション(使命)は何か?

さて、葉隠は、自分こそが一番の武士と思い込むことを勧めますが、
それは信念と目標です。

その目標を達するためには、
人に尋ね、教わることが必要となることも説いています。

「自分のわずかな知恵だけで万事、事をなそうとするから、
私心となって天の道にそむき悪事をなすことになる。

脇から見ると、それは汚く、弱く、狭く、役に立たないものであるのが分かる。

自分だけの知恵では、真の知恵とならないと分かったときは、
知恵のある人に相談してみるとよい。

その人は、我が身に関係しないことであるから私心がなく、
ありのままの知恵で考えてくれるから天の道にかなうのである。

脇から見ると、しっかりと根が多くあるようなものだ。

一人の知恵は、ただ突きさしただけの根のない木のようなものである。」

人の教えや意見は、木の根のようなものです。

人は一人で生き、そして成長できるものではありません。

よりしっかりした根を何本も持つことで大きな木となれるのです。

田渕 裕哉

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