スローライフのススメ2.

From : 田渕裕哉(2011/11/22 07:52:37)

おはようございます。今朝は新宿のホテルからお届けしています。
すっかり寒くなりましたね。私は寒いのが苦手です。
今日の午後は夫婦で広尾に行きます。デートのようなものです。
長く生きれば生きるほど、一生の短さを悟るそうです。
この短い人生で得られる教訓の中で、最も重要な教訓の一つは、大切なことと
そうでないことを区別するよう教えてくれる教訓であると思っています。
したいことを全部するだけの時間が与えられるような、
非現実的な架空の将来のためにあれこれ計画している間に、
人生で最も大切な事柄をやり過ごしてしまう失敗が
ないように注意しなければなりません。
アメリカ人作家メレディス・ウィルソンが書いた観劇
「ザ・ミュージックマン」に登場するハロルド・ヒル教授の
警告的なセリフをご紹介します。
「明日のことばかり考えていると、気付いたときには、
空っぽの昨日ばかりがたまっていた、ということになりますよ。」
今日という重要な日に何かをしなければ、
明日になって思い起こす価値のある事柄は何もないのです。
今日、今、この瞬間を生き、人生に今、喜びを見い出す生き方をしましょう。
毎日、喜びを感じることは大切です。

日々の生活と慌ただしいペースと多くのストレスのために
喜びを感じられなくなっているなら、恐らく今こそ、最も大切なことに再び、
焦点を当て直す時期だと思います。
人生哲学の具体例をお話します。
ある方の経験談です。
「私が13歳、弟が10歳くらいのときのことです。
父がサーカスに連れて行くと約束してくれました。
しかし昼どきになって電話が入り、急な仕事で、
父は町に行かなくてはならなくなりました。
私と弟は、サーカスには行けなくなったと言われて
がっかりすることになるだろう、と心の準備をしました。
しかし父は(受話器に向かって)こう言ったのです。
「町へは行けません。後回しにせねばなりません。」
テーブルに戻って来た父に、母が微笑んで言いました。
「サーカスは、またいつか来るでしょ。」
父は答えました。
「そうだね。でも、子供時代は二度と戻って来ないんだよ。」
成長した子供を持つ人は、ときどき、寂しさに襲われて、
子供が幼かったあの頃を、もっと深く味わっておけばよかったと
悔やむかもしれません。
もちろん昔に戻ることはできません。
時は、進むのみです。
過去を後悔し続けるよりも、今日、今、
ここでできることに最善を尽くしましょう。
将来を楽しい思い出で満たすために、できることをすべて行いましょう。
田渕 裕哉
あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント