サンデル教授の対話術7.

From : 田渕裕哉(2011/12/18 07:32:46)

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サンデル教授の対話術は、古代ギリシャの哲学者ソクラテスから
影響を受けたものだと言われています。
では、そのソクラテスがどのように紹介されているか見てみましょう。
「ソクラテスは、問答を中心に活動したため著作物は一つもない。
弟子などが残した著書などによってその言行が伝えられた。
また、ソクラテスの問答は、相手が真理を産み出すために
手助けする方法ともされ『魂の助産術』とも呼ばれる」
ソクラテスの母親が助産師であったことから、
彼自身も次のように述べています。
「ぼくは助産師と同じように、自分では知恵を産めない。
だが、ぼくと交わりを持った者たちは、対話を重ねるうちに、
驚くほど進歩を遂げる。
ぼくから学んで、というわけでなく、
自分自身の力で数々の見事なものを発見し、知恵を出産するのだ。
それをつかさどるのは神の御業だが、ぼくも少しだけ関与してはいる」
素晴らしい謙虚な姿勢ではないでしょうか?
ソクラテスは、自分の力を過信していません。

この姿勢は、ソクラテスが30代後半のときの
あるエピソードが最大の転機になっています。
友人がデルフォイのアポロ神殿から
お告げなるものを持ち帰ったときのことでした。
「ソクラテスより賢いものはいない」
それを聴いて、ソクラテスは首をかしげました。
自分は人より賢いなどという自負はなかったからです。
神のお告げを確かめるために、彼は政治家や作家、ベテランの職人など、
さまざまな知恵ある者と対話を試みました。
その結果、分かったことは、そうした人々は、
自分では賢いと思い込んでいるものの、善とは何か、美とは何か、
といった肝心なことは何も知らないということでした。
ソクラテス自身も、知らないということでは彼らと大きな差はないが、
知らないという謙虚な自覚があるという点で、
その分だけ自分が賢いといえるのかもしれないと思いました。
これが「無知の知」という言葉が生まれた所以です。
ですから、ソクラテスの考え方の土台には、
自分一人では「無知」であることを知っているという哲学があったのです。
だから多くの人との対話を通して、考えを深め、
よりよい答えを求めて行きます。
ソクラテスの哲学を一言でまとめると次の言葉になります。
「まず対話ありき。語り合うことで知恵が生まれる」
そして、この哲学を引き継いだのがサンデルなのです。
明日からは「人を気持ちよく動かす方法」というテーマでお届けします。
お楽しみに!
田渕 裕哉
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