From : 田渕裕哉(2012/01/18 07:42:31)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。 今日の夜は、明日と明後日の研修のため大阪に行きます。 例年、実施している企業研修の講師の仕事です。 これは私の一つのライフワークと言っていい楽しい仕事です! ある児童施設でのお話です。 その施設で働く寮母さんは50歳を過ぎて老眼鏡を必要とするようになりました。 肉体の衰えは誰にでも訪れると思いながらも、どこか寂しい気持ちを抱いていました。 ある日のこと、施設の子どもが声をかけてきました。 「先生、眼鏡をかけてるの?」 寮母さんは恥ずかしさから「老眼鏡だよ」と無愛想に答えました。 すると、その子どもは意外なことを言いました。 「よかったね」寮母さんが「何がよかったの?」と聞き返すと、 その子は次のように答えました。 「老眼鏡がかけられるまで生きられてよかったね」 その施設で暮らす子どもたちは、 みんな成人するまで生きるのが難しい障害を持っていたのです。 限られた命を生きる子どもたちは、こんな夢を持っています。 「お父さんとお母さんと、外でラーメンが食べたいな~」 「自分の家でゆっくりしたいな~」 「みんなと一緒に学校に行きたいな~」 そして何より「大人になりたいな~」というのが、彼らの夢なのです。
私たちは、今すぐラーメンを食べに行くことだってできるし、 家でゆっくりくつろぐことだってできます。 私たちは、彼らの夢をいとも簡単に叶えているのです。 普通の日、それは彼らにとって夢のような一日なのです。 夢は、いつか叶えるものではありません。 朝、目が覚めたときに、すでに始まっているもの、それが夢なのです。 愛する人と一緒に、ご飯を食べるときには、いつもこう思い出してください。 「私は、今、彼らの夢の中を生きている!」 会社から自宅に帰ってきたら、こう思い出してください。 「病院ではなく、自分の家でゆっくりできる。 私は、今、彼らの夢の中を生きている!」 そして、あなたの誕生日には、こう思い出してください。 「私は、また一つ大人になれた。 大人になりたかった彼らの夢の中を、今、生きている! そして、大人になりたかった彼らの分まで、しっかり生きよう!」 あなたの今日の一日が、彼らの夢なのです! だから、感謝の心で、勇気を持って、元気を出して、一歩を踏み出しましょう。 前向きにポジティブに生きましょう。 あなたは、楽しいから、嬉しいから笑うと思いますか? それとも、笑うから嬉しいし、楽しいと思いますか? どちらでしょうか? 小児ガンで8歳で亡くなった男の子が教えてくれた言葉があります。 それを私は生涯忘れないでしょう。 「悲しいときや、苦しいときほど、笑うんだよ」 田渕 裕哉 あなたの大切な人に、 このメッセージを転送してください。 多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。 毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、 お名前とメールアドレスを下記まで お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp どなたでも無料で登録できます。 また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。 tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。 ありがとうございます。
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