From : 田渕裕哉(2012/03/21 07:20:40)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
昨日の祝日は昼間は長男がパソコンを買うということで付き合いました。
成田のYAMADA電気がオープンしていて、通常よりお買い得でした。
夜は3男と出かけました。車の中でいろいろ話せてよかったです。
ちょっとイメージしてください。
建物の中にいた2人の人が、外に出て空を見上げました。
1人の人は「今日はいい天気で何よりだな」と言いました。
もう1人は「こう寒くちゃかなわない」と言いました。
2人のコメントは、どちらも現実を言い表しています。
その日は確かにいい天気で、そして寒かったのです。
この考え方のパターンは仕事においても、生産性や業績に大いに関係があります。
生活や仕事の中にポジティブな面を見い出すことができないと、
好機も可能性も成功の機会も見逃してしまいます。
私たちは日々絶え間なく、多くのことに関心を払うことを要求されます。
スターバックスで座っているというような相対的に受け身の行動をしていても、
腦は非常に多くの情報に注目しなければなりません。
音楽に耳を傾け、コーヒーを味わい、隣のテーブルの会話にちょっと耳をすまし、
通り過ぎる人の服装に目を留めたりするだけでなく、
このあと仕事でしなければならないことも考えるし、夕食の何を作ろうかとか、
改築中の家の費用をどうやって払うかなどまで考えてしまいます。
腦が処理しなければならないことがあまりに多いので、腦はそれに対処するために
フィルターを持っていて、適切な情報だけを意識に通すようになっています。
このフィルターは「スパムメール」をブロックするフィルターと同じようなものです。
一定のルールに従って、
悪意のあるメールや不要なメールを削除するようにプログラムされています。
腦でも同じことが行われています。
私たちは入ってくる情報のうち、およそ100分の1しか覚えていないそうです。
それ以外は自動的に腦の中のゴミ箱フォルダに捨てられるのです。
これは一見素晴らしい仕組みに見えますが、大きな落とし穴もあります。
私たちは探しているものしか見つけられないからです。
赤色を意識すると赤い色のものが見えるようになります。
意識していないときは見えていませんでした。
あなたは車を新しくすると、やたらとあなたと同じ種類や色の車が
多く走っていると感じたことはありませんか?
2人の人がまったく同じ状況を目撃しても、
何を見ようとしていたかによって違うものが見えるのです。
同じ出来事に対して違う解釈をするということだけでなく、
実際に彼らの視野に違うものが映っていることを知らなくてはなりません。
「負のテトリス効果」に、はまらないようにしなくてはならないのです。
田渕 裕哉
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