From : 田渕裕哉(2012/03/23 07:41:25)
おはようございます。今朝は、どんよりとした曇り空の千葉からです。
ここのところ毎日のようにスカイプでアメリカとミーティングしています。
国際ビジネスに関わり、非常にワクワクしています。
5月には、アメリカに行く計画もしていて楽しみです。
リチャード・ワイズマンは、世の中には「常に運のよい人」と
「いつも運をつかめない人」がいるのは、なぜかを知ろうとしました。
結論を言うと、少なくても科学的な意味では「運」などというものは存在しませんでした。
ただ大きく違っていたのは、その人が自分は運がよいと思っているかどうかだけでした。
つまり、本人が自分に「よいことが起こる」と思っているか、
「悪いことが起きる」と思っているかの違いだったのです。
ワイズマンが行った実験は、次のようなものです。
協力者たちに新聞を渡し、その中に写真が何枚載っているかを数えるように指示します。
「自分は運がよい」と考えていた人たちは、指示された作業を終えるのに、
ものの数秒しかかかりませんでした。
一方、「自分は運が悪い」と思っていた人たちは、平均して2分かかりました。
なぜ、そんなに違うのかと思うでしょう?
実は、新聞の2ページ目に大きな字で
「数えなくていいです。この新聞の写真は43枚です」と書かれていました。
つまり数えなくても、答えが与えられていたのです。
「運がよい」と思っていた人たちのほとんどは、このメッセージに気づいたが
「運が悪い」と思っていた人たちの多くは、このメッセージを見逃しました。
おまけに、新聞の中ほどのページには「数えるのはやめましょう。
係の人にこのメッセージを見たと言えば、250ドルもらえます」と書かれていました。
運が悪いと自覚している人たちは、この幸運のメッセージさえも見逃したのです。
「負のテトリス効果」に捉われているために、
ほかの人たちには当然見えるものが目に入らないのです。
だから成績も振るわないし、お金も手に入らないのです。
このワイズマンの研究で素晴らしいと思うのは、大きな報酬を得る潜在的なチャンスが、
誰にでも平等な条件で与えられているというところです。
幸運は、それを拾い上げるかどうかにかかっているのです。
チャンスをつかむ人と、チャンスが通り過ぎていくのを見送る人
(あるいは全く目に入らない人)の違いは、
そのチャンスにしっかり注目しているかどうかです。
負のテトリス効果に捉われているとき、
その人の腦は文字通りこれらのチャンスを目にすることができません。
しかし、ポジティブな姿勢が身についている人は、
腦が幸運に対して、常にオープンになっています。
好ましい結果を予測していると、腦がそれを認識しようと潜在能力を働かせるのです。
田渕 裕哉
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