潜在意識の力の使い方4.

From : 田渕裕哉(2012/03/29 07:36:52)

おはようございます。今朝も快晴の千葉からです。

3日間、キャンプで約60名ほどの若い人たちと過ごしました。
彼らの可能性は、本当にスゴいと肌で感じました。
彼らが将来の日本を担います。そして我々が彼らを育てる責任があります。

未来から現在、そして現在から過去というように時間の流れを逆に捉える
ということについて、もう少し分かるように
具体的な分りやすい例を挙げて説明したいと思います。

昨日はイチロー選手が活躍しましたが、
野球の外野手のファインプレーの瞬間のイメージです。

とくにダイビングキャッチをするようなファインプレイの瞬間、
選手の身体は飛んでくるボールに無意識に反応して、
ボールをキャッチできる最短の運動距離、絶妙のタイミングで動いています。

それは未来を予測し、そのポジションに身体がすでに反応しているからです。

ボールが飛んでくる軌道やだいたいの位置がイメージできているのです。

それは内的イメージが描けているかどうかにかかっています。

自分の「魅せ場」を創りたいと、
早く自分のところにボールが飛んでこないかと待ち構え、
どんなふうにキャッチしてやろうか選手が思い描いているからです。

ここで選手にとって見えているイメージは、
ボールをキャッチしている自分の姿、つまり未来のみです。

逆に未来をキャッチするという心構えがなければ
「今ここ」で瞬時の反応はできません。

飛んできたボールに慌てふためき、対処に追われてしまいます。

取り損ねて落としたボールをじっと見つめていても、何も始まりません。

それどころか、なぜボールを落としてしまったかといった過去に囚われていては、
次にやってくるボールを見逃してしまうこともあるでしょう。

未来からの情報を意識している、
未来からやってくるものをキャッチしていくという心構えを持つことが、
その瞬間瞬間における人生の問いに対して応答していくということなのです。

すぐに反応できる人とは、常に飛んでくるボールを捕球するイメージをして、
その構えをしている人のことです。

例えば、ダンスも同じです。

音楽や相手の動きに合わせようとしたら、音楽を耳で聴くのではなく、
イメージの中で、その音楽を内側に取り込み感じることで、
自らのリズムやテンポに合わせていくといった能動的な心構えが必要です。

そして自分がダンスしながら、相手の反応を予測するイメージがあるからこそ、
相手とのベストな間合いが生まれるのです。

こうした行動は、すべて「未来から現在、現在から過去という時間の流れ」を
意図的に意識することで可能になります。

すなわち、未来にリアリティを持って行動することこそ、
ファインプレイをするための重要な思考となるのです。

田渕 裕哉

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