From : 田渕裕哉(2012/05/29 07:46:24)
おはようございます。今朝は恵まれて神戸の海の見えるホテルからです。
昨日の新入社員のフォロー研修は良かったです!
いつも若い人たちからエネルギーをもらっています。
また初心に戻ることを思い出させてくれます。
最も長期にわたる心理学研究の一つに「ハーバードメン研究」というものがあります。
1930年代の後半にハーバード大学に入学した268人の男子学生を、
現在に至るまで追跡している研究です。
研究者たちは、この膨大なデータをもとに、最も幸せで豊かな暮らしをしている人と、
一番成功しなかった人の違いをもたらす、
生活環境と個人的性格を特定することに成功しました。
この研究を40年間指揮してきた心理学者ジョージ・バイヤンは
「研究によって得られた発見を一言で言えば『愛』に尽きる」と書いています。
さらに30年後、バイヤンは追跡調査記事を書いて、
データを詳細に分析していますが、彼の結論は、ここでも同じでした。
「70年にも及ぶ研究の結果、周囲の人との関係が何にもまして重要であることが
実証された」と書いています。
そして、この研究は、他の研究者によって何度も再現されているのです。
心理学者のエド・ディーナーとロバート・ビスワスディーナーは、
「幸福」に関するここ20年ほどの、異文化も含む膨大な量の研究を調べました。
彼の著書の中で「人が生き生きと暮らすためには、食物や空気と同様に、
他者とのつながりが欠かせない」と結論づけています。
信頼できる人間関係、つまり夫や妻、家族、友達、同僚などに囲まれていると、
人は感情的、知的、身体的リソースを何倍にもすることができるからです。
よい人間関係を持っている人は、挫折からも早く立ち直り、
多くを成し遂げ、人生の意義をより多く感じることができます。
「非常に幸せな人々」というそのものズバリのタイトルの研究があります。
これは、最も幸せな上位10%に入る人たちの特質を調べた研究です。
幸せな人たちというのはみな、温暖な気候の土地に住んでいるのだろうか?
経済的に裕福なのだろうか?健康に恵まれているのだろうか?ということを調べた結果、
最も幸せな上位10%の人たちを、他の人たちから区別している特質は
たった一つであるということが分かりました。
それは「強固な人間関係」でした。
1600人のハーバードの学生を対象とした「幸せの実験的な研究」も、
同様の結果を示しました。
周囲からの支えがあるかないかが、他の要素、例えば成績の平均点、家族の収入、
年齢、性別、人種などによる影響に比べ、幸福感に最も大きな関係がありました。
つまり、結論は、周囲からの支えをより多く持っている人ほど幸せだということです。
田渕 裕哉
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