意志力5.

From : 田渕裕哉(2012/12/21 07:55:02)

おはようございます。今朝は快晴の千葉からです。

私は昔、函館で宮腰善行さんという方から色紙をいただきました。
その色紙は特別なもので、次の言葉がヘブライ語で書かれています。
「恐るな、進め!汝を助くる者多し」モーゼ
この言葉が私の座右の銘になっています。

あなたは「わざと」誘惑に負けることがあると言ったら信じることができるでしょうか?

意志力が消耗する理由は生理学的なものだけではなく、心理的な要因もあるからです。

人は、いいことをしたと思っているときほど、悪いことをしてしまうものなのです。

ただ、どんな場合でも、誘惑に負けてしまうのは、自分がそうすることを選んだからであり、
絶対に避けられなかったわけではないことは覚えておいてください。

ただ、自分自身をどうやって甘やかしているかを理解することによって、
目標への道から離れずに進む方向を発見してほしいのです。

プリンストン大学の研究によると、人は少しよいことをすると、
今度は自分の好きなように行動してもいいだろうと思ってしまうそうです。

それだけでなく、心の中でも甘えが起こります。

例えば、寄付金の依頼を受けたとき、自分が以前に気前よく寄付したことを
思い出した人たちは、そのような過去のよい行ないを思い出さなかった人たちに比べ、
寄付した金額が6割も低いという結果が出ています。

これをモラル・ライセシングと言います。

この効果は、世間一般にモラルが高いと信じられている人たち
(家庭の大切さを説く牧師や政治家)が、不品行に陥るケースを説明しています。

さて、ダイエットや物事を先延ばしにしてしまう問題が、
なぜ、不品行の話になってしまったのでしょうか。

それは、実は、意志力の問題とは善と悪の戦いに他ならないからです。

あなたがモラル化するものは、すべて当てはまります。

エクササイズをちゃんと行なったときには自分を「よし」と褒め、
サボったときには「ダメ」とけなしていたりすると、
今日はトレーニングに行っても、明日はサボる可能性が高くなります。

田渕 裕哉

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