ビジネス名著から学ぶ教訓4.

From : 田渕裕哉(2013/02/21 07:12:39)

おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

朝散歩していると、なんとなく鼻がむずむずします。
花粉の季節が始まるのですね。大変ですが、これも春の足音ですね。
今日は、朝から一日、東京でミーティングです。頑張ります!

世界最大のコングロマリット(複合企業)、米セネラル・エレクトリック
(GE)で1981年から2001年まで、実に20年間、
会長兼CEOとしてトップに君臨したのがジャック・ウェルチです。

ウェルチには2つの異名があります。

1つは「20世紀最高の経営者」。

「世界シェア1位、2位以外の事業は売却する」という強烈な「選択と集中」で
GEを蘇らせた彼の手腕に心酔する経営者は日本にも多く、
現役時代に日本で講演すると、名だたる企業の社長が大挙するほどでした。

もう1つは「ニューロン(中性子爆弾)・ジャック」。

社員を20%のトップと70%のミドル、10%のボトムに選別し、
ボトムは解雇するという、とてつもない厳しい人事制度からついたあだ名です。

そのウェルチがCEOを退任した後
「現場の第一線で働く人々」のために書いたのが「ウィニング」です。
 

この本でウェルチは「勝利の方程式なんてものはどこにもない」と言いつつ
「自営業者、中間管理職、工場を経営する人、工場で働く人、
就職活動をしている大学生」に、ビジネスで成功するための
ノウハウを伝えようとしています。

それはウェルチ自身が「ビジネスというゲームに勝つこと。
これに勝る快感はない」と確信しているからです。

そしてそれは単なるエゴイズムや強欲ではありません。

ウェルチは、こう言っています。

「勝っている会社、そこに働く人々こそが、健全な経済を支えるエンジンだ。
彼らは政府に歳入をもたらす。彼らこそが自由で民主的な社会の礎なのだ」。

自由経済のアメリカという国で
最大の企業を率いてきた人物ならではの言葉だと思います。

とはいえ、この本は数字を並べた堅苦しい経営書ではなく、
いまいましい上司と巡り会ってしまったら、どう対処すべきか、
というアドバイスなどもあります。

田渕 裕哉

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