人に教えるということ5.

From : 田渕裕哉(2013/03/15 07:25:39)

 おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

 
昨日はホワイトディーでしたね。私は妻と娘に渡しましたよ。
男性の方は、ちゃんとお返しをしましたか?
変な習慣ですが、愛と感謝が伝わるので、いい機会ですね。
 
 
こんなシーンを想像してください。
 
販売員のあなたは、家電量販店の店頭で、お客さまから
「カメラ売り場はどこですか?」と聞かれたとします。
 
この場合「はい、かしこまりました。カメラ売り場ですね。
こちらです。ご案内します」と言って、すぐ行動に移すでしょう。
 
このとき、教えるあなたは、相手の立場に立って、
 
※ ビフォー ⇒ 売り場の場所が分らないお客さま(困っている状態) 
 
※ アフター ⇒ 売り場の場所が分かったお客さま
(安心して買い物ができる状態)というように、
 
ビフォーの状態から、アフターの状態へと導いています。
 
当たり前のことですね。
 
しかし、ここに大切なポイントが隠されています。
 
それは、販売員のあなたが「相手」のビフォー・アフターに
意識を向けている点です。

 相手の立場でアフターを定義しているというのがポイントです。

 
通常、ビジネスパーソンは、常日頃から「自分」の目標達成に向いているため、
相手の立場で考えることができない場合があります。
 
「利益を上げなければならない」というのがその典型ですが、
仮にこのケースで「分りました。カメラ売り場ですね。
しかし、私は、テレビ売り場の売り上げをあげないといけないので、
そちらにご案内します」と言ったら、お客さまは怒りだすと思います。(笑)
 
教える側が、教わる相手のビフォーをしっかりつかんだ上で、
相手が望むアフターへ移行できるように導くことが、非常に大切です。
 
「教わる相手にどうなってもらいたいのか」、
相手の立場になって明らかにすることが大切なのです。
 
相手の願望に焦点を当てる教え方こそが、おせっかいではなくて、
本当の意味で相手の役に立つ「教え方」なのです。
 
相手の願望を質問してつかんでください。
 
田渕 裕哉
 
 
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