NLPを活用したコミュニケーション術5.

From : 田渕裕哉(2013/08/30 07:00:00)

おはようございます。今朝は秋田県の阿仁からお届けしています。
 
昨夜、家内と家内の母と3人で千葉から秋田に車で行きました。
今回は、子供たちが一緒に来れませんでした。残念です。
秋田に住む家内の父は83歳です。83歳でも本当に元気です。
 
 
今日は、問題が現実に起こっているときでも、それを言語表現の問題として
解決することができる「名詞化から動詞化へ表現をほぐす技術」をご紹介します。
 
まずは次のことを理解してください。
 
「体験は言語化され、言葉として意味づけられ理解されます。
そしていったん言葉化されると今度はその言葉が体験を支配します」
 
例えば高い所で恐怖体験のある高所恐怖症の人は、
高い所は怖いものとレッテルを貼っています。
 
極端にネガティブなイメージで世の中を見ていることになります。
 
無色透明な出来事もイメージのほうを現実だと認識しています。
 
人間は、世界をありのままに見ることはできないということです。
 
但し、良い面もあります。
 
シンプルに物事を捉えることで混乱しなくてすみます。
 
それが「学習」というものです。

 学習とは「公式化=一般化」です。

 
何らかの体験をすると、その体験を活かすべく言語により公式化し一般化します。
 
それは効率的でもあり無駄を省くことになります。
 
しかし好ましくない形でネガティブな捉え方をして苦しむこともあります。
 
名詞化とは本来プロセスを伴った動きがある動詞が名詞的に表現されることです。
 
例えば「家族関係に問題がある」という言葉を思い浮かべてみましょう。
 
言葉だけを聞くと、とても解決困難な印象を受けてしまいます。
 
それは「家族関係」と「問題」という言葉が名詞化されていて
動きを感じにくい表現だからです。
 
そこで言語表現をほぐす、つまり名詞化を崩す「質問」をしてみましょう。
 
「家族関係」は具体的には誰とどのような関係か?
「問題」とは誰とのどのような問題か?
これを明らかにすると、動きが見えてきますので、何を改善すればいいのか?
何をすればいいのか?が見えてくるのです。
 
ですから、ネガティブにとらえたときは、名詞化になっていないか?
 
それを動詞化にほぐす表現を考えてみてください。
 
現実の問題が言語によって作られていることが分かります。
 
田渕 裕哉
 
 
あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp 
どなたでも無料で登録できます。
 
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
 
ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント