人間力を高める方法7.
From : 田渕裕哉(2014/10/26 07:15:36)
おはようございます。今朝も秋晴れのさわやかな千葉からです。
今日は朝から千葉県茂原の近く長生というところにある教会に行きます。
そのあと、午後は千葉県の稲毛にある教会に移動します。1日、教会です。
夜は、アメリカからビジネスパートナーが来日しますので大阪です。
人間力は、何かを成し遂げたら完成するものではありません。
むしろ、歩みが止まったときに、人間力は衰退が始まるのです。
歩み続けている限りは、人間力は高まり続けますし、
歩み続けようという姿勢だけが人間力を高めてくれます。
夢を叶えても、人生が豊かにならないことは多々あります。
それは多くの場合「夢」が「何かを手に入れること」だからです。
「生き方を高める」ことだけが、人生を豊かにしてくれます。
人生を豊かにするような生き方が「志」です。
古今東西の教えの共通点は「死んだ後に歩みが止まるもの、それが志である」
ということです。
ただの情熱ではありません。
一生という期間では終わらないくらいの遠い何かを目指して進んでいく生き方です。
こう書くと「今すぐ志を持っていないとダメだ」と思ってしまう人がいますが、
そんな事はありません。
自分というものよりも尊いものを求めていく姿勢そのものが
志を持っているということなのです。
問うべきは「志の中身」ではありません。
「自分の損得のために生きているのか、社会、世の中のために
生きていこうと思っているのか」という「想いの質」です。
表現はいくらでも変わっていいのです。
西郷隆盛が死ぬまで大切にしたものは「天を敬い人を愛す」
という敬天愛人という生き方でした。
「物質」を追求するのではありませんでした。
「子孫にために美田を遺さず」と言い切り、豪華な家宅や着飾ることを避けました。
豊かさや貧しさというものを考えるとき、その判断基準が「身に付けているもの」
や「豪華な家」であれば、西郷隆盛は貧しい人だったことになります。
しかし、豊かさの基準を誰かに妨げられることのない生き方だとすれば、
自分が大切にする生き方を貫いた西郷さんは、とても豊かな人だったと言えます。
吉田松陰が死ぬまで大切にしたものは「誠を尽くして動かないことはない。
ただ自分の誠を尽くすのみ」という「至誠」という生き方でした。
故郷から江戸の牢獄に連れていかれるとき、松陰先生の胸中には
「生きようとも、死のうとも思っていない。ただ、私の誠が通じるのか否か」
という想いがありました。
あなたの胸を打つ生き方は何ですか?
あなたが美しいと思える生き方は何でしょうか?
田渕 裕哉
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