ビジネスに役立つ6つの考え方と法則3.

From : 田渕裕哉(2014/10/30 05:02:28)

 おはようございます。今朝も大阪からお届けしています。

 
アメリカからビジネスパートナーが来日していて、昨夜でミーティングが終了しました。
非常に多くのことを学べた有意義な時間でした。この経験に感謝しています。
今日は午前中に東京に移動して、午後から渋谷でセミナーです。
 
 
今日は「問題を発見する力」についてお話します。
 
例えば、紳士服売り場でお客様のスーツの渡し間違いがあり、
大きなクレームがあったとします。
 
問題には二つ種類があり「見える問題」と「見えない問題」があります。
 
見える問題とは、現状発生している事象で、この場合「渡し間違いがあった」
とか「お客様が怒っている」という問題です。
 
一方の見えない問題とは見える問題の背景や要因となっている問題です。
 
このケースであれば、渡し間違いは、
どうして発生したかを発見する力が必要だということです。
 
「なぜ?」「なぜ?」と背景を探っていくと、色々な問題点が見えてきます。
 
ここを解決していくことが再発防止につながるのです。
 
例えば「健康」について考えてみても同じです。
 
予防医学という言葉があります。
 
以前は成人病と言われた病気は、今は生活習慣病と呼ばれています。
 
生活習慣病には、糖尿病などがありますが、名前が変わった理由は、
今は成人だけでなく、子供などもこの病気になるケースが増えているからです。

 さて、この生活習慣病を予防するには、まず問題点を把握しなければなりません。

 
生活習慣病の問題点は「偏った食生活」にあります。
 
しかし、さらに本質的な問題点を探ると、偏った食生活ではなく、
偏った食生活をする自分です。
 
なぜなら、偏った食生活を一時的に直しても、またすぐに戻るかもしれないからです。
 
さらに考えていくと、より本質的な問題は「偏った食生活をする自分」ではなく
「どのような食生活をするべきなのか知らないこと」です。
 
なぜなら、どのような食生活が正しいのかを知らなければ
正しい食生活を送れないからです。
 
つまり本質的な問題点が解決できないと、それは表面的な問題解決にしならないのです。
 
表面的な問題解決を続けても、本質の部分は、いつまでたっても解決しません。
 
そればかりか本質的な問題解決ができないと、
いつまでも同様の問題ばかりに追われることになります。
 
多くの人が見える問題の解決に一生懸命です。
 
しかし真のリーダーは見えない問題に目を向けて
発生した要因を解決することが本当の問題解決であることを知っています。
 
見えない問題を発見し、解決してください。
 
田渕 裕哉
 
 
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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
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