吉田松陰の教え5.

From : 田渕裕哉(2014/12/19 07:43:34)

 おはようございます。今朝はいい天気の熊本からです。

 
昨日の熊本のセミナーはたくさんの方々にご参加いただき大盛況でした。
とても素晴らしい方々ばかりで感動しました。感謝の思いで一杯です。
今日は広島県の福山に移動します。夜はセミナーがあります。
 
 
吉田松陰は「境、順なる者は怠りやすく、境逆なる者は励み易し」
という言葉を残しています。
 
これは、うまくいっているときは、勉学や努力を怠りがちになるもので、逆境で苦労が
多いときは、努力に励むようになり、大成していくことになりやすいということです。
 
怠れば自分の力量は失われ、励めば、自分の才能は充実して、
大いに発揮されていくのが人間の面白さなのです。
 
逆境で打ちひしがれているようでは、せっかく人が大きく成長する
チャンスを逃していくことになります。
 
逆境こそチャンスなのです。
 
だから、ここで努力し、励みなさい、そうすれば大成していくよ
と松陰は教えています。
 
心の底から、身体のすみずみまでそう信じていた松陰は、
牢屋に入るときも、ワクワクしていたところがあります。

 松陰は、妹千代への手紙に次のように書いています。

 
「『禍福は縄のごとし』ということはよく知っておくがよい。
つまり禍いは福の種であり、福は禍いの種となるものだ。
『人間万事塞翁が馬』である。私が牢屋において、このまま死ぬことになれば、
これは禍いのように思えるかもしれないが、一方において
牢屋の中で学問をすることもできて、これによって自分を高め成長でき、
後の世のためになる仕事もできる」
 
凄い人ですね。
 
松陰は別のときに「人は歴史を作る。そして、より以上に危機は人を作る」
と言っています。
 
吉田松陰の高弟の一人高杉晋作は、松陰の教えに忠実な人でしたが、
彼は「自分は困ったと思ったことがない」と言っていたといいます。
 
なぜなら、問題が起き、苦しいのは、飛躍のチャンスがきたから
と知っていたからです。
 
松陰は妹千代への手紙の中で、次のようにも言っています。
 
「しょせん一生の間、難儀さえすれば先の福があるなり」
 
志を持って学んでいくことにより「智」は生れてきます。
 
そして、その「智」を世のため人のために実践すべきなのが、
吉田松陰の教えるところです。
 
なんとも、純粋で真っ直ぐな人間でしょうか。
 
天は松陰を日本に生まれさせたと感謝します。
 
田渕 裕哉
 
 
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