ストーリー(物語)のエネルギーを使う方法5.

From : 田渕裕哉(2019/03/31 06:34:19)

2019年3月31日(日)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

売りつけられたがっている人はいない。
だが、誰でも手を貸してほしいとは思っている。

さて、ローズからの物語を見てみましょう。

ローズは、裕福だけどつまらない日常から、ジャック(男主人公)
によって連れ出され、非日常の体験を数多くします。

ときには危険から身を守ってもらい(最終的には命を助けてもらい)、最終的
にはジャックを失うけど、一生忘れられない大切な思い出(=宝)を手に入れ、
ジャックの最後の言葉通り、普通で幸せな家庭を築くことができました。

このように、ローズの物語は「女性が共感するストーリー」なのです。

そしてジャックは、もともと貧乏だったけど、運良く、豪華客船である
タイタニックに乗ることができ、自分の好きな女性(ローズ)を手に入れ、
最後まで守り通しました。

最終的には死んでしまいましたが、まさに「男性が共感できるストーリー」
を歩んだわけです。

こんな風に、3人の物語が重なり合っているのがタイタニックで、
若い男女(ジャック&ローズ)、そして年配の人(科学者&年老いたローズ)と、
色んな視点で入り込むことができるようになっているのです。

見ている人は、同じ物語を見ていますが、
それぞれ見ている視点がまったく異なるのです。
(それぞれの宇宙で見ているということです)

つまり、何が言いたいかと言うと、このタイタニックのように、
皆さんそれぞれにストーリーがあるということです。

ストーリーを意識して、自分だけのストーリーを作っていって欲しいのです。

例えば、人生の岐路にあって、選択肢AとBがあるとします。

どちらを選んだらいいかを迷ったとします。

そのときは、ぜひ、あとからストーリーにするときに
「面白い」と感じる選択肢をあえて選ぶようにしてみてください。

これが「主人公マインド」です。

物語の主人公は、人生の岐路に立たされたときに、必ず、読者が
「このストーリー面白い!」と思えるような選択を取るのです。

なぜなら、明らかにビッグウェーブが来てて、よし、ここで一気に
人生を変えるぞ!というときに「うーん、やっぱり自信無いから・・・」
とか言って引き戻される主人公、嫌ですよね。

そんなストーリー、読む気が無くなります。

普段どれだけ間抜けな主人公でも「ここぞ」というときに
バシっと究極の選択ができたら、それだけでストーリーは面白くなるのです。

明日に続く。

田渕 裕哉

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