From : 田渕裕哉(2019/04/23 06:26:52)
2018年4月23日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな千葉からです。
今日は東京でセミナーです。
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
(二宮尊徳)
今日は「ストーリーのパワー」について具体例をお話します。
着物の販売員のお話です。
着物は今の世の中、必需品ではないので販売は簡単ではないですよ
この販売員も苦戦していました。
ところが、あるときを境に、今までよりも売上を伸ばせるようにな
そのきっかけは「着物そのものの特徴よりも、
その着物が作られるまでの背景を重点的にお客様に語るようになっ
着物そのものの特徴とは例えば、・どこどこ産の絹糸を使用してい
・裏地の色のアクセントがある ・この刺繍は「○○」という技術を使用している
などといったように「機能的価値」や「事実としてのストーリー」
「商品の特徴」ばかりをお客様に説明しても売れなかったそうです
そこで「この着物に込められている『想い』を語る」ようになった
「この柄は、大正時代に実際に町娘さんが着ていた柄です。
レトロ風じゃなくて、ホンモノの『レトロ』を味わえるんですよ」
「染めに使っていた型紙が戦争で焼けてしまったのですが、
京都の職人さんたちがそれを時間をかけて復刻しました。
この着物には、その苦労して復刻した型紙を用いて染めが施されて
「この着物を織っている職人さんは、○○に住んでいる小柄なおば
職人がどんどん減ってきている今、このおばあちゃんが一人でコツ
だから、大量に作られる既製品よりも、手触りにぬくもりを感じま
(そして実際に触らせる)」
このように、その着物の背景にあるストーリーをまるで
吉永小百合にでもなったかのような気分で(笑)、お客様に語った
ごり押しのクロージングをしなくても、着物が売れていくようにな
これが「ストーリーのパワー」です。
そして、この「ストーリーのパワー」を使うことができるようにな
日常での思考訓練があります。
例えば、ふらっとレストランに入ったときに「もしこのお店を宣伝
どんな風に『ストーリーのパワー』を使って宣伝するだろう?」と
あんまりやりすぎてもダメです。
食べるときは、きちんと食べ物のストーリーを考えたほうがいいで
そのほうがパワーが出て、美味しく感じますよ。
やってみてください。
田渕 裕哉
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