エネルギーという視点で人生を生きる86.

From : 田渕裕哉(2019/07/25 07:56:46)

2019年7月25日(木)
おはようございます。今朝は暑くなりそうな朝の千葉からです。

自分の眼次第で、状況は災難にも教師にも、失敗にも利益にも変わる。
すべてを利益に変えるためには、
運命が運んでくれるところに自分が学ぶべきものがあると信じること。

昨日の続きです。

まず、承認欲求から説明すると、
これは「相手に認められたい(否定されたくない)」という欲求です。

これの例としてアドラーが挙げているのが「自慢」です。

例えば、フェイスブックで自分の生活などを自慢しているのは、
皆から「いいなぁ」「うらやましい」と言われることで、
エネルギーをもらっていることになります。

承認欲求は、相手からエネルギーをもらいたい、
悪い言い方をすれば「うばおう」と思っているということです。

あるいは「不幸自慢」も同じだとアドラーは言います。

例えば、恋人にフラれたことをフェイスブックに書いて、
皆になぐさめてもらう、というのは、自分の不幸な出来事を使って
皆からエネルギーをもらおうとしている、ということになります。

これは、誰もが一度はやったことがあるはずです。
(当然、本人は「エネルギーをもらおう」なんて意識してはいないでしょう)

ただ、お察しの通り「自慢」によってエネルギーを集めても、
そのままエネルギーは全部もれて、すぐになくなってしまうだけです。

但し、気をつけなければならないのは
「エネルギーがもれているときは気持ちがいい」のです。

自慢をして、皆に羨望の目で見られることや、
不幸自慢をして皆になぐさめの言葉をかけてもらうことは、気持ち良いのです。

これは、なんとなくエネルギーが上がっている気がしてしまうし、
実際に一時的にエネルギーは集めています。

しかし、一時的に気持ち良くなっても、すぐにエネルギーは枯渇します。

するとまた、エネルギーを供給しなければいけない!という意識が働いて、
同じことを繰り返そうとしてしまうのです。

やればその度に気持ち良くなれる。

しかし、何度やってもすぐにエネルギーは切れ、
何度も繰り返さないといけなくなるのです。

だから、自慢をする人は、常に自慢をして、エネルギーをもらうクセを
つけているし、不幸自慢する人は、何かにつけて自分の不幸をアピールして、
エネルギーをもらう習慣がついているのです。

これって「エネルギー」という感覚を持っていないと、
自分の中で何が起こっているか全く分からないことです。

明日に続く。

田渕 裕哉

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