エネルギーという視点で人生を生きる94.

From : 田渕裕哉(2019/08/02 07:11:04)

2019年8月2日(金)
おはようございます。今日も暑いので熱中症に気を付けましょう。

「昨日は歴史。明日はミステリー。今日という日は贈り物。
今日が「present(現在)」と呼ばれるのはそのためだ」ーエレノア・ルーズベルト

シナジーを創り出すことを説明する前に、今日は「言葉」について説明します。

我々は、言葉によって世界を切り取っています。

言葉を知っているから、世界を認識することができます。

例えば、我々が使っている机や、座っている椅子。

もしこの言葉(概念)を知らない人が見たら、地面から生えている
のように感じるかもしれませんし、そもそも見えない(地面の模様であり、
立体に感じない)かもしれません。

階段を見たら我々は奥行きがあることが分かりますが、
階段という言葉や概念を知らない人が見たら、
ただ壁にシマ模様が描かれているだけに見えるかもしれません。

「言葉を知る」ということは、その物と、それ以外の「境界」を明確にします。

そして「言語体系」は、我々の思考回路を作るものです。

例えば「英語」という言語は、非常に論理的な思考をしています。

スタートからゴールまでを明確にして、自分と相手のどちらが正しいかを
議論するのに適した脳を作るのです。

(だから英語脳の人はディベートに強いです)

一方で「日本語」は、色んなものを包み込みながら、
あらゆるものを取り込んでいくという思考回路を作ります。

よくアメリカ人が、日本人に「結論を先に言ってくれ!」というのは、
そのような思考回路の違いからきています。

よく「これからは女性性の時代」みたいなことが言われたりします
(これは別に男性性が不要になったというわけではなく、
今まで男性性に偏っていたのが、女性性の重要度も高くなったということです)

これの意味することの1つが「共感能力」です。

我々は、1人1人が異なる宇宙に生きています。

相手の宇宙を感じ取って、理解する、というのが共感能力で、
例えば女子高生の会話って「そうそうー」「わかるわかるー」
「それウケるー」だけで成り立ってしまいますが、
なぜ、あれだけ少ない情報量でコミュニケーションが可能なのかと言うと、
共感し合うことで、お互いの宇宙を感じ取っているからです。

(例え、全然違う宇宙に生きていても、感じ取って、なんとなく理解してしまうのです)

共感力とは、異なる宇宙を同期する力なのです。

明日に続く。

田渕 裕哉

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