成功する練習の法則17.

From : 田渕裕哉(2020/11/03 07:57:24)

2020年11月3日(火・祝)文化の日
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

目の前の世界を変えるためには、1. 積極的に知識を得る
2. 自分自身で必死に考える 3. 知識を得て自分で考えたものを明確な行動にうつす

成功する練習の法則のルール25.は「練習の障害を打ち破る」です。

練習は、とくに人前でやるときには生理的に苦痛なものになりえます。

多くの人に否定的な身体的反応(動悸、手のひらの発汗)や、
心理的反応(怖れ、緊張、不安)をもたらします。

しかし、同僚のまえで失敗することを怖れれば、人前で練習する
からこそ初めて達成できる成功のレベルまでいけないかもしれません。

ひとりで練習することも大切ですが、人前での練習もしなければ、
上達するための貴重なフィードバックを逃すことになります。

アトゥール・ガワンデが書いた2012年のニューヨーカー誌の記事の中で、
偉大なバイオリン奏者のイツァーク・パールマンが、人前で練習すると
「もうひとつの耳」を持てると語っています。

上達のために努力するのなら、
もうひとつの目と耳による批評を怖れてはいられません。

人は心理的にむずかしいものより簡単なものに取り組みがちなので
困難をなんとか回避しようとする態度に対して準備しておく必要があります。

それらは「入口の障害」であり、学習と改善の文化を築く練習に
取り組むためには、克服しなければなりません。

この障害は、当惑、失敗への恐怖、プロセスへの信頼欠如といった
かたちをとります。

最初の障害を乗り越えれば、練習に深くのめりこむことができますが、
そこを越えさせるなんらかの力が必要です。

組織内の人々が練習に抵抗することを想定しておきましょう。

練習に抵抗する人がいるときの最善の対処法は、
たんに「やってみましょう」と言うことです。

「入口の障害」を見きわめ、名前をつけて対処しましょう。

練習に引きこむことで障害を乗り越えさせるのです。

田渕 裕哉

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