ジェームズ・アレン全一冊22.

From : 田渕裕哉(2021/05/17 06:56:00)

2021年5月17日(月)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。今日は札幌です

「人生におけるベストを今選択しなくてはならない」という思考はトラップ。
目的や情熱は行動のともなった思考に付随して偶然見つかるものなので、
とりあえず決めて素早く目の前のことに取り組もう。行動の幅を意識することが重要。

情念のあるところに平和はなく、平和のあるところに情念はありません。

これを知るのは、邪念のない行為を表現する神聖な言葉の
一文字目を習得するようなものです。

というのも、情念と平和が共存できないことを知ることは、
低俗なものを放棄し、高尚なものを手に入れる準備をするということだからです。

他人を征服する人は勇敢ですが、自分自身を征服する人は最高に気高い人です。

他人に打ち勝つ人は、いつか他人に打ち負かされるかもしれませんが、
自分自身に打ち勝つ人は、他人に征服されることは決してありません。

克己によってのみ完全なる平和を手にすることができるのです。

外部の敵と戦うのをやめ、内側の悪と高潔な戦いを始めるという、
最も重要な必要性に気づくまで、完全なる平和を理解することも
掌握することもできません。

世界の敵が外部ではなく内部にいることや、
混乱や争いの原因は自身の制御されていない思考であること、
自身の平安や世界の平和を妨げているのは自身の不浄な欲求にあること、
こうしたことを悟っている人は、すでに聖者の道を歩み始めています。

純粋な心を持った賢い人は、心のなかに平安を持っています。

純粋な心は行動に入り込み、そして生活に反映されるのです。

心のなかに平和が実現し、それが保たれるようになると、
罪や自責の念、欲深さや失望、渇望や誘惑、欲望や嘆きといった
心の乱れや苦痛は、自我の暗い場所に取り残されます。

そこが彼らの属す場所であり、どこにも行くことができないからです。

これらの暗い妖怪たちが住む先に、永遠の光に照らされた、
光り輝く神の至福の平原があるのです。

高潔な道を行く旅人は、いつかやがてそこにたどり着くことができます。

情念のぬかるみを抜け、うぬぼれに満ちた荒れ狂う森を越え、
誘惑と絶望の不毛の砂漠を渡り、振り返ることも、
立ち止まることもなく旅を続けるのです。

崇高な目的地に向かって前進するのです。

そうすればやがて、穏やかで、慎ましくありながらも力強く堂々と
した征服者として、美しい平和の都市に到着することができるでしょう。

田渕 裕哉

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