独自性の発見4.

From : 田渕裕哉(2021/08/18 06:55:49)

2021年8月18日(水)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

雑談中、話が途切れそうなとき「踏襲話法」というスキルがある。
これは前の話を受け継ぐやり方で、無理に新しい話題を提供するのではなく、
相手の前の話から自然に繋げる方法。

今日から4日間にわたり、差別化にいたる4つのステップを説明する。

ステップ1.全体的な状況を考慮する

どんな会社でも、つねにそれぞれのやり方で頑張っている競争相手に取り囲まれている。

真空状態で議論が行なわれることは絶対にない。

だから自社が発するメッセージは業界全体に合った、筋の通ったものでなければならない。

市場の空気はどうか。競争相手は何を打ち出しているか。

ここで重要なのは、よく考えないとわからないようなことではなく
ぱっと思い浮かぶスナップショットのほうだ。

ターゲットの消費者グループには自社と競合他社の強みと弱点が
どんなふうに映っているかを把握しなくてはいけない。

あるカテゴリーにまつわる基本的な特性をリストアップし、
それぞれについて10点満点で評価してもらうことだ。

ライバル会社の一つ一つについて、この作業をする。

目的は、そのカテゴリーで誰がどう考え、どう感じているかを知ることだ。

これが議論の背景になる。その背景には市場の状況も含まれる。

新しいアイデアの実践にはタイミングが大切だ。

ロータスはノーツという初のグループウェアソフトを出して成功したが、
それはちょうどアメリカ企業がパソコンのネットワーク化を進めようとしているときだった。

いわば波乗りのようなものだ。早すぎても遅すぎても失敗する。

ちょうどいいタイミングで波に乗れば差別化は成功し、長期間利益を上げられる。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント