独自性の発見21.

From : 田渕裕哉(2021/09/04 07:00:36)

2021年9月4日(土)
おはようございます。今朝は新潟からお届けしています。

相手との親密度をぐっとあげる鍵は会話の中で
「いかに早く抵抗なく相手とプライベートに踏み込んだ会話ができるかどうか」
の能動的な自己開示。
そして大切なのは「相手にとって素敵な時間」を過ごしてもらう意識。

グローバルに羽ばたけ、若者よ。

セオドア・レビットは1983年に発表した論文「市場のグローバル化」で、
そういうアドバイスをした。

以来、グローバル化は国際的なビジネス戦略に欠せない大きなテーマになった。

考え方としてはわかりやすい。

標準化された商品を画一的なメッセージで全世界に売り込むというアイデアは
「あくまで理論にすぎない」と、ギリシャのヘンニック・マーケティング
研究所の所長は言う。

商品のコンセプトは世界でも通用しても、文化や法律、生産能力は国によって異なる。

消費者の関心やニーズだって、どこでも同じというわけではない。

現地企業との競争も忘れてはいけない。

地球の裏側に進出してみたら、あなたの企業の独自性を
すでに地元企業が先取りしているかもしれない。

 

独自性が一つあれば世界中で売れると考える前に、
いくつか心に留めておくべきことがある。

1.原点を見直してみる

2.国境を越えれば特色も変わる

3.市場リーダーでも通用しないことがある

4.老舗でも通用しないことがある

5.専門性があいまいになるかもしれない

あるグローバルなデザイン会社の顧客サービス担当部長はこう語る

「同じブランディングができれば安心だが、マーケットが違えば、
違うものを意味することもある。

世界で同じ展開をする場合のメリットは、規模の経済でコスト節約ができるとか、
ブランドの戦略を考える人も少なくてすむとか、ほとんど会社側にとってのものだ」

これがグローバル化の問題だ。

場所によって人々の味覚も好みも違う。

消費者は十人十色だ、どこでも差別化はできる。

だがどこでも同じアイデアで差別化できるとは限らない。

田渕 裕哉

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