独自性の発見22.

From : 田渕裕哉(2021/09/05 05:47:13)

2021年9月5日(日)
おはようございます。今朝も新潟からお届けしています。
さわやかないい天気の朝です!

心は放っておくと反応し、それが悩みの始まりとなる。
心の反応があって感情が後からついてくる。
解決方法は、反応したら一呼吸置いて「反応の原因」を特定してみる。
言語化し、客観的に理解することでムダな心の反応は消えて悩みはスッキリ解決する。

際限なく成長を求めると「あらゆる人のためのあらゆる商品」という罠に落ちることが多い。

これは差別化の終わりを意味する。

会社やブランドが生まれるとき、経営陣は商品やサービスのエッセンス、
ライバルとの違いを非常に意識しているものだ。

だが時がたって経営者が代わると、起業の記憶が薄れ、違いが怪しくなってくる。

経営者が交代したら戦略があいまいになった、では困るのだ。

本来の独自性の記憶が薄れると、市場シェアが激減する可能性がある。

自社のビジネスを見直そう。自社の独自性が確立できたら、
その違いをありとあらゆる面に反映させるため、ひたすら努力しよう。

顧客だけでなく、社員にも影響を及ぼすのだ。

さらに、企業はときにポジションを変えなければならない。

市場に変化が起こったときは、別の独自性を発揮しないと一巻の終わりだ。

 

市場とはつねに変化するものであり、
自社や商品の差別化も市場の変化に適応しなくてはならない。

ブランドを発展させるのといじりまわすのとではまったく違う。

発展させるとは、競争力を強化する、あるいは市場の重大な変化に取り組むことだ。

これに対して下手な策はたいていうわべだけ変えるとか、
ばかげたライン拡大を実行する。

あるいはただ流行に乗ろうとする。

おおぜいいるマーケティング担当者の退屈しのぎの方法でもある。

差別化は、人々のイメージに反逆するのではなく、
イメージに沿ってしなくてはいけない。

社内の人間が「改善」だと思っても、消費者が戸惑うだけでは、
せっかくの独自性が損なわれる。

田渕 裕哉

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