ビジネスNo.1理論16.

From : 田渕裕哉(2022/07/22 07:18:00)

2022年7月22日(金)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

良い戦略とは、こうすればうまくいくはずだという仮説。
これはうまくいく、あれはうまくいかない、それはなぜか、
といった実践(書物から経験から学んだ)の中で培われた知識に基づく。

もしもあなたが「もうダメだ」というマイナス言葉を発したとします。

すると、あなたが過去に「もうダメだ」という言葉を
発していたときの記憶データを検索します。

そして、そのときのマイナスのイメージ・感情を瞬時に引き出し、
イメージを発生させます。

そのイメージを受け取った扁桃核は「思いっきり不快」と判断し
「反射脳」に伝えます。

それを受け取った「反射脳」が「もう無理って感じの反応をしようぜ」
と身体中に伝えるわけです。

一気に身体が疲れてくる、頭が回らなくなってくる、寒気がする、
吐き気がする、足が動かなくなる・・・その状況に最適な
「無理、絶対無理」という身体ができ上がってしまうのです。

身体が明確に「無理」と告げているのに、成功するはずはありませんよね。

ちなみにマイナス言葉が身体に影響するまでの時間は、
何日、何年といった長いスパンではありません。

ほんのコンマ何秒の世界です。

マラソンなど、エンデュランス(耐久性)系のスポーツをしている人などは、
とくにわかるでしょう。

苦しくなってきたときに「もうダメだ」と弱音を吐いた瞬間、
足がたちまち動かなくなる・・・そんな経験をしたことがあるはずです。

言葉という「出力」が、どれほど身体に影響を与えるか、
つまり成否のカギを握っているかはよくおわかりいただけたと思います。

では、動作をしたり、表情をつくる際、人間の脳では
どんなことが起きているのでしょうか?

言葉を発する際とは少し違うのですが、身体に与える影響は
言葉と同じくとても大きいことをぜひ頭に入れておいてください。

自分の動作や表情は「知性能」を経由せずに、
ダイレクトに「感情脳」に伝達されます。

具体的には、動作は「感情脳」の中の小脳という部分に届きます。

ここには「あ、そういう動作をするときは『快』ですよ。

逆にこういう動作をするときは『不快』ですよ」といった形で、
過去の動作データが整理・蓄積されています。

そして、表情は「感情脳」の中の大脳基底核という部分に届きます

ここには「そういう表情をするときは『快』ですよ。

そういう表情をするときは『不快』ですよ」といった形で、
過去の動作データが整理・蓄積されているわけです。

さらに、小脳からの動作情報と大脳基底核からの表情情報は、
すぐ近くにある扁桃核に伝達されるのです。

田渕 裕哉

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