心配するな。29.

From : 田渕裕哉(2023/01/29 07:29:58)

2023年1月29日(日)
おはようございます。今朝は雪の新潟からお届けしています。

この生きている地球になるまで、どれだけの小さな岩が必要だったのだろう。
何度の衝突と合体を繰り返す必要があったのだろう。
私たちはその上に立って生きている。

「傷つくのが怖いんです」という人にたいして、私はいつも
「傷ついてしまってもいいんですよ」と答えます。

じつは「傷つく」と思っている部分は、評判や、表面的に演じている役割や、
こだわってきた自己イメージにすぎないことがほとんどだからです

たとえば、商品のラベルが汚れたとしても、
それは商品そのものの価値には関係ありません。

商品の本質は、ラベルがきれいかどうかではなく、
使う人の人生がどう豊かになるのかというところにあるからです。

同じように、あなたの自己イメージや評判などのラベルが傷ついても、
それはあなたの本質とは何の関係もありません。

あなたの本質は、あなただからこそできる人との関わり方や、
あなただからこそできる行動にあるからです。

ですから、もし「傷ついた」と感じたら、それは自分が
「こういう自分でいなくてはいけない」というルールをもっているよ、
というサインだととらえ直しましょう。

「いい母親ではない」と言われたことで傷ついたならば
「つねにいい母親でなければならない」という十字架を
自分に課していると気づくことができます。

もちろん、いい母親であることはすばらしいですが、
そうでなくても別にいいのです。

 

「かわいくない」と言われて傷ついたのならば、
それは「かわいくなくては愛されない」というルールがあるからです。

でも、本当はそうではありませんよね。

傷つくと落ち込むし、不愉快だし、なかなか立ち直れないし、・・
いろいろと不都合なことが起きるかもしれません。

けれども、自分の作り上げてきた「自己イメージ」が傷つけられた
からといって、じつは本当の自分が傷ついたわけではないのです。

傷つく、というのは「ひっかき傷」みたいなもの。

致命傷になることは、まずありません。

だから、たとえ何度傷ついても、本当のあなたはだいじょうぶ。

むしろどんどん傷ついて、その傷をしっかり見ることです。

傷ついている理由を知って、自分のもっている「ルール」を知ればいいのです。

田渕 裕哉

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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

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