毎日が小さな修行12.

From : 田渕裕哉(2023/03/10 08:05:27)

2023年3月10日(金)
おはようございます。今朝もいい天気の朝の千葉からです。

成功の秘訣は、誰かよりも卓越しようとするのではなく、
誰かにとっての卓越した存在になろうとすること。

お天道様のような人は、周りに幸せを、笑顔を、
明るさを与えようと精一杯努力をしている人です。

お月様のような人は、誰かに照らしてもらいたい、
優しい言葉をかけてもらいたいと待っている人です。

この与えるほうの人は、お月様のように自分から光を発していない
人に対しても、周りが明るくなるような存在になってほしいと思い
いろいろとアドバイスをします。

しかし、いくらいいアドバイスをもらっても、それを受けるほうの人が
自分で研究心・探求心を持って創意工夫して、自分から明るさを
発するように努力して変わっていかなければ、闇の中からは抜け出せません。

二千五百年も前にお釈迦様は、与えられるのを待っている人から
自分で転換して、明るい方向へ歩んで来ないと幸せにはなれない
ことをお示しになりました。

たとえば、家族の中に一人でもお天道様のような人がいたら、
その家は暗くなりません。

ところが、家族全員が求めている人ばかりだったら
「どうして、なんで」とお互いに相手の欠点ばかりを指摘して、
喧嘩が絶えない険悪な雰囲気になってしまいます。

これは会社も同じでしょう。

陰と陽というものがあるのは仕方ないけれども、
自分自身は明るく生きていこうと努力し、心がけていると、
周りが「あの人のような明るい人になりたい」と思うようになる。

そう思ってもらえるのだとしたならば、とても嬉しいことであり、
もっと努力してみようという心も出てきます。

しかし、あまりにも陰気な人にかまいすぎてとらわれていると、
自分が疲れてしまって、いつの間にか輝きを失い、暗い闇に落ちてしまいます。

ですから、相手にお天道様のようになることを強要するのではなく
自分自身がお天道様のように、ただそこにいて輝き続けることがとても大切です。

そうして自然と周りに良い影響を与えるような人でいるのがいいでしょう。

お釈迦様が説いた真理の教えというのは、まさに野に咲く一輪の花の如く、
ただそこに咲いているという在り方をしなさいということでした。

野に咲く花が「自分がきれいに咲いているのだから、あなたもきらいに咲きなさい」
と説法をしているのではない。

その姿を見ることによって、相手が自ら「私もそういうふうな存在になろう」と
うなずきとるというのが仏の教えです。

田渕 裕哉

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