一日一生2.

From : 田渕裕哉(2023/04/08 07:28:24)

2023年4月8日(土)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

事業の根幹は、オペレーション。
「品質を高く」「納期を守り」「顧客のニーズを満たす」
現場こそが事業の中核なのです。

実際の年齢よりもずいぶんお若く見えますねえとか、お肌がきれいですね、
どうしているんですか、とよく聞かれるけど、健康でいられるのは
毎日毎日、同じように暮らしているのがいいんじゃないかな。

だいたい朝の三時半から四時ごろ起きて、滝に入って顔を洗って、
バケツの水をずーっとお堂に配ってお清めをして、本堂に行ってお勤めをしている。

お客さんが来ればお相手したり、雑務などもして、夕方からお勤めして食事。

それから一、二時間ひと寝入りする。夜の零時半くらいまで、
あれこれ仕事して。またちょっと寝て・・・。

それを毎日毎日繰り返し、くるっくる、くるっくる、やってるんだよ。

食べる量は少ないかもしれないな。

一日二回、ソバや豆、野菜をちょっとずつ。間食はしない。

あまりお腹すかないの。お茶一杯飲めば一食したような感覚になっちゃう。

よく、みんなにね「そんな生活して、だいぶお金残したでしょう」
なんて言われるんだけど、それが、全然残んないんだよ。

うまいことできてんねえ。

「二度の千日回峰行を経てどんな変化がありましたか」とよく聞かれるけど、
変わったことは何もないんだよ。

みんなが思っているような大層なもんじゃない。

行が終わっても何も変わらず、ずーっと山の中を歩いているしな。

「比叡山での回峰行」というものでもって、大げさに評価されちゃってるんだよ。

 

戦後、荻窪の駅前でラーメン屋をやってたことがあるんだ。

今でも材料あったらチャッチャッチャッて作っちゃうよ。

今と同じですよ。

朝起きて、仕込んで、材料買いに行って、お昼にお店開けて、
夜中に店閉めて、寝て、六時ごろに仕込みして。

くるくるくるくる・・・。

もしここに屋台あったらラーメン屋のおやじだな。

形は違うけどやってることは同じなんだよ。

人間のすることで、何が偉くて、何が偉くないということはないんじゃないかな。

仏さんから見ればみんな平等。

自分の与えられた人生を大事に、こつこつと繰り返すことが大事なんじゃないのかな。

みんなさ、背伸びしたくなるの、ねえ。自分の力以上のことを見せようと思って、
ええかっこしようとするじゃない、だから、ちょっと足元すくわれただけでも
スコーンといっちゃう。

自分の身の丈に合ったことを、毎日毎日、一生懸命やることが大事なんじゃないの。

人間から見た偉いとかすごいとかなんて、仏さんから見れば何にも変わらないから。

田渕 裕哉

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