動きたくて眠れなくなる60.

From : 田渕裕哉(2023/06/09 05:54:50)

2023年6月9日(金)
おはようございます。今朝は雨の千葉からです。

あいまいさは、あなたの創造性を解き放つ。
幸いなことに、世界はあいまいで、未来は不確定。
脳は、あいまいさと不確定を受け入れたとき本当の力が目覚める。
今置かれている状況はトラブルかもしれないしチャンスかもしれない。

もっと業績を上げたい、禁煙したい、勉強したい、やせたい。

そう強く願っていても、しばらくするとどうでもよくなってくる。

毎日の行動パターンは、なかなか変えることができない。

それは意志が弱いからでも、能力がないからでもなく、単なる感情の問題だ。

その行動に対する「快感」を、または行動を中断することに対する「痛み」を
連想すれば、誰でも行動パターンを変えることができる。

多くの人は、こんな手続きを踏んでいるようだ。

業績が落ちてきた。体調が悪くなってきた。周囲に遅れをとってきた。太ってきた。

人はあらゆる問題を抱えているが、ふだんはその痛みに気がつかない。

でもその痛みが限界ラインまで到達すると突然「やばい、なんとかしなきゃ!」
と焦りはじめる。

 

そしてあわてて行動しはじめる。事態がちょっと良くなる。まだあわてている。

事態がだいぶ良くなる。すると「問題だという感覚」が徐々に薄れてくる。

痛みが弱まって、ほっとする。すると少しずつ少しずつ、まだ古い行動パターンに戻っていく。

喉元過ぎれば熱さを忘れる。「痛み」は短期的なモチベーションだ

自分を急激に動かすが、弱まればすぐに力を失う。元に戻るだけならまだいい。

痛みに人は、慣れてしまう。

限界ラインはだんだん下がって、危機感や焦りもマヒしていって、元よりも悪くなってしまう。

問題が完全に解決する前に、行動パターンを元に戻してしまう。

それは問題を解決する過程で「ニーズが満たされない」からだ。

人が動くのはニーズが満たされるときに限る。痛みは友だちだ。

問題解決に向かう、小さなきっかけを生み出してくれる。

でも大事なのはその後。その小さなきっかけを長期的なモチベーションに変換させたい。

続きは明日。

田渕 裕哉

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