From : 田渕裕哉(2025/04/27 05:52:25)
2025年4月27日(日)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
指導者の心得57.
指導者は身をもって範を示す気概を持たなくてはならない。
私はその悲哀に生命の理想と魂の理想、そして文明の理想を見出し
この理想に死んだ者たちの、生命的そして人間的な幸福を私は語っ
これを間違いだと思う者は物質的で水平の価値に冒されている。
垂直を見上げる者にとって、深淵を見下ろすことは、同じ垂直なの
この武士道を残酷と取るか、崇高と取るかによって、魂の在り方全
残酷と取る者は、限り無く動物に近づく人生を送ることになるだろ
From : 田渕裕哉(2025/04/26 06:56:50)
2025年4月26日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
指導者の心得56.
指導者は即断即行を心がけなくてはならない。
第七戒
本気にては大業はならず、気違ひになりて死に狂ひするまでなり。
第七戒はまさに、この超越的下降がもつ武士道の美を理解したとき
自己の体内深くに落ちるのである。
この武士道がもつ根源的悲哀を、最もよく表わす文字に田宮虎彦の
「落城」と「霧の中」そして森?外の「阿部一族」がある。
これらの作品において、武士道のもつ悲哀はその頂点を極めている
武士のもつ「意地」が、地上的な不幸そのものを創り出しているの
From : 田渕裕哉(2025/04/25 07:02:58)
2025年4月25日(金)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。
指導者の心得55.
指導者はつねに人に先んじて発想しなくてはならない。
葉隠のもつ革命性を前もって理解しておくことが必要となるのだ。
この地上の悲哀の中では、葉隠のもつその理想を理解していなけれ
その断行は思いも寄らないものとなってしまう。
我々はまずこの根源的悲哀と根源的悲痛、そして根源的厳格の前に
それを乗り超えることによって、初めて葉隠をその身の内に引き寄
ことが出来る。
これらの根源的実在のもつ苦悩は、大地の上における我々の魂と肉
重力による本質的下降の圧力にさらされているからに他ならない。
その圧力を超越的下降と認識することによって、初めて葉隠的革命
に変換することが出来る。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/04/24 04:57:27)
2025年4月24日(木)
おはようございます。今朝は涼しい朝の千葉からです。今日は札幌
指導者の心得54.
指導者はつねに将来を予見して手を打たなければならない。
第七戒
本気にては大業はならず、気違ひになりて死に狂ひするまでなり。
第八戒
不仕合せの時、草臥るる者は益に立たざるなり。
第九戒
必死の観念、一日仕切りなるべし。
第七戒から第九戒を、物質世界の中に立たされた魂のもつ悲哀と
捉えているのだ。
そう捉えたとき、この世を理想に向かう革命精神で生きることの
高貴性が、より浮き上がって来ると考えている。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/04/23 06:19:36)
2025年4月23日(水)
おはようございます。今朝は福島県郡山からお届けしています。
指導者の心得53.
指導者は時に多数の意見を超える知恵を生み出さなければならない
葉隠が、地上に降り立った。
我々が、人間を乗り越えるためにそれは舞い降りたと言っていい。
それは、革命が地上的で日常的な出来事であることを表わすために
他ならない。
ドイツの哲学者ニーチェは「超人は大地の意義である」と語った。
ニーチェの言う超人とは、人間を乗り越えた人間ということである
私が超人間と呼ぶ、人間のこの地上での存在理由を追求する人と
いうことなのだ。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/04/22 05:01:58)
2025年4月22日(水)
おはようございます。今朝も米沢からお届けしています。
指導者の心得52.
指導者は正しい主張でもその訴え方に工夫することが大事である。
理想を断行するために、この世があるのだ。
親房の勇気を通して、葉隠のもつ革命精神が、このとき私に
ほほえみかけてくれた。
理想が正しいのである。
その正義を、我々は貫徹しなければならない。
日本人の正義は武士道の精神にある。
そして武士道は、葉隠に至ってその根源的な始源を捉えたのである
From : 田渕裕哉(2025/04/21 04:24:56)
2025年4月21日(月)
おはようございます。今朝は山形県の米沢からお届けします。
指導者の心得51.
指導者は「世間は正しい」という考えに立たなくてはならない。
葉隠によって、堕ちるところまで堕ちようと決意した。
地獄を通り越して、もっと下まで行こうと決心した。
「大日本は、神国なり」
学者達によれば、大日本(おおやまと)は神国(かみのくに)
なりと読むそうだが、音楽家の薫氏は、はっきり大日本
(だいにほん)は神国(しんこく)なりと読んで下さった。
そして、その読みが正しいと言われた。
この言霊が、私の脳髄を直撃したのである。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/04/20 05:49:48)
2025年4月20日(日)
おはようございます。今朝は涼しい朝の千葉からです。
指導者の心得50.
指導者には一身を捨て他を生かす心意気がほしい。
葉隠の理想を、この世に打ち立てる苦悩が私の青春を覆い尽くして
そして断じて行なうその決意すら、否定されていく。
私は地獄へ落ちる決意すら固めていた。
それでもまだ葉隠には突き離されるのだ。
私は自分が、いかなる悪人となろうが、いかなる馬鹿者となろうが
この世において、葉隠を実行する決意でいた。
それでも、駄目だと言われる。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/04/19 07:37:53)
2025年4月19日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
指導者の心得49.
指導者はつねに誠心誠意ということを心がけなくてなならない。
革命の日々を戦う覚悟について、山本常朝は言葉を割いているよう
その最も地上的で革命的なものと思われる言葉が「葉隠十戒」の第
ここにおいて常朝は、その「死に狂いの思想」の現世における適用
いるのだ。
この現世における日常的な適用において、葉隠の「垂直的下降」が
こととなる。
我々が地上的実在として葉隠を実行するとき、その思想が、まずは
として認識されるということを言っている。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/04/18 05:52:17)
2025年4月18日(金)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。
指導者の心得48.
指導者はどんな人にも使い道があることを知らなければならない。
ローマ帝国の哲人プロチノスは、その「エネアデス」において、
「偉大にして最後なる戦いが、人間の魂を待ち受けている」
と語っている。
あの根源的一者の思想を確立し、キリスト教新プラトン主義という
ヨーロッパの源流となる考え方の一つを築いた人間の言葉である。
その深淵を、日々見つめ続けなければならない。
私は葉隠の現代的展開を考えるとき、いつでも「葉隠十戒」と共に
このプロチノスの言葉を思い出しながら、現世との戦いを決意して
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