From : 田渕裕哉(2025/08/23 07:42:47)
2025年8月23日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
私たち一人ひとりが航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で
アレキサンダー・ポープ
ヨーロッパでは、火薬を使った「発破」で鉱物資源の採掘やトンネ
掘削を行なっていました。
しかし、日本はそうはしなかった。
火薬による発破を日本に伝えたパンペリーは、火薬の使い方を知り
日本人が石の採掘に応用しなかったことを、不思議がったといいま
なぜ使わなかったか?
日本人にとっては、自然こそが神さまだったからだと思うのです。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/22 07:53:29)
2025年8月22日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、
これが「因」です。起こった結果が「果」です。
因果応報というように、必ず結果は来るのです。
瀬戸内寂聴
一般に江戸時代といえば、鎖国のイメージが強く、西洋の技術水準
大きく後れをとっていたと思われていますが、手工業のレベルにお
世界最高水準の技術を維持し続けました。
その日本の匠の技術に釘付けとなったひとりに、かの有名なドイツ
学者シュリーマンがいます。
ギリシャ神話上のトロイアの遺跡の発掘に成功したシュリーマンで
そのトロイア発掘の6年前の1865年に、明治維新を目前に控え
日本を訪れています。
ギリシャ神話の解明を悲願とするシュリーマンは、相通ずるものが
神話や文明にもあると興味をを持ったのでしょう。
「私はかねてからこの国(日本)を訪れたいという思いに身を焦が
と述べています。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/21 07:08:14)
2025年8月21日(木)
おはようございます。今朝は、いわき市からお届けしています。
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰
しかし実際には種なのだ。
ニーチェ
「ゴールデン・ジパング」
「莫大な金を産出し、宮殿や民家は黄金でできている」
かつて日本は、海外の人たちにそう噂されていました。
13世紀にアジアを旅したマルコ・ポーロが「東方見聞録」のなか
中国で聞いた噂話として、日本をそのように紹介したからです。
300年後、この噂が現実のものとなりました。
信長の安土城には、まばゆいばかりに輝く黄金の天守閣。
秀吉が築城した大阪城は、瓦に金がふんだんにほどこされ、
城内には、黄金の茶室までつくられました。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/20 07:06:18)
2025年8月20日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
今日は「いわき市」で1泊2日のビジネス・セミナーです。
人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂
人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生
シェイクスピア
日本にこれほど多彩な色があるのは、足枷のある限られた自由の
中で、お洒落を楽しもうとセンスを磨いてきたからです。
微妙な色彩の違いを見極め、そこに工夫をこらしたのです。
また、庶民でも経済力のある者は、着物の表地はお上のお触れに
従って地味な装いながら、裏地には禁止されている正絹や派手な
染め色を用い、隠れたところに贅を尽くすことで、江戸っ子の
意地を通しました。
これが本当の「裏をかく」ですね。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/19 07:49:46)
2025年8月19日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。
坂本龍馬
江戸時代の庶民たちは、この許された3色に、自分たちのセンスを
すべて注ぎ込みました。「茶色」「鼠色」「お納戸色」。
それぞれの色のなかに微妙な色調を工夫して着物を染め上げ、
バリエーションを楽しんだんのです。
この3色のなかでも、特に茶色と鼠色のなかに、多彩な色合いが
生まれ、新しい呼び名がつけられました。
海老茶、白茶、江戸茶、蒲茶、鶯茶、千載茶、団十郎茶、利休茶。
語呂合わせで四十八茶と呼んでいますが、実は、茶系だけで
100種を超える色があります。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/18 07:08:56)
2025年8月18日(月)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は白石市でセミナーです。
たいていの人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかってい
人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。
ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです。
バーバラ・ブラハム
四十八茶 百鼠
この言葉が生まれたのは江戸時代。長きにわたって平和を謳歌した
時代は、生産性が上がり、庶民の生活もかなり豊かになってきまし
ただ、それをおもしろく思わない為政者たちは、奢侈(=贅沢とい
禁止令を幾度となく発令したのです。
「芝居を見に行くな」「米を食べるな」「絹物を着るな」など庶民
全般にわたりました。
着物に関しては、色・柄・素材など、細かい規定が設けられていま
From : 田渕裕哉(2025/08/17 06:59:24)
2025年8月17日(日)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。夫婦の散歩
反対者には反対者の論理がある。
それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじま
問題の本質的な解決には結びつかない。
渋沢栄一
いにしえの日本人のカラーコーディネートの能力は、きっと世界一
なぜなら、平安時代のお姫さまたちは、十二単を着こなしていたの
着物のコーディネートは、洋服のそれとは比べ物にならないくらい
奥が深い。
例えば、同じ着物に同じ帯でも、半衿、帯揚げ、帯締めなど、ちら
見える部分の色を変えるだけで、着物の印象も、その人自身の印象
ガラッと変わります。
これに加えて、草履、バッグ、かんざしと、和装には、コーディネ
腕の見せ所が盛りだくさんです。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/16 06:35:59)
2025年8月16日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
思い煩うべきことと、思い煩らわざるべきことを、見極める力だけ
アビラの聖テレジアの祈り
梅の花が咲くと「春が近い」っていう感じがするし、梅の香りも好
先日、そのことを知人に伝えたら、こんな素敵な答えが返ってきま
「そこなんだよ。梅を春の季語にした日本人の感性って、素晴らし
思わない?だってね、梅が咲く時期って、一年のうちでもっとも寒
なんだよ。寒椿の咲く時期とほとんど変わらないのに、寒椿は冬の
梅は春の季語。一番寒い時期に咲く梅を春の季語にしたところに、
の素晴らしい感性が表れているよね」
夜明け前が一番暗いのと一緒で、もっとも寒い時期に咲く梅の花を
春の訪れがもう目の前に来ていることを感じる・・・。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/15 07:57:21)
2025年8月15日(金)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
問いとは、答えが収まる場所だ。
問いがなかったら、答えは行き場を失う。
クレイトン・クリステンセン
大伴家持の歌も、私を夢中にさせました。
「うらうらに 照れる春日に 雲雀あがり 情かなしも 独りし思へば」
春のうららかな陽ざしのなかで、ひばりが空高く舞い上がっていく
ひとり物思いに耽っている私の心は、ものがなしい・・・。
同じ春の歌でも、志貴皇子の歌とは対照的。普通なら、心がウキウ
はずの春ののどかな景色が、物思いに耽り孤独感を感じている家持
悲しく映っているのです。
こういう「憂い」って、現代人にしかない感覚だと思っていました
そんな繊細さを共有できる人が、1300年近くも前に生きていた
驚きであり、心から感動しました。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/08/14 07:02:18)
2025年8月14日(木)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
何かを主張をするのに 権威を持ち出す人は全て、
知性を使っているのではなく、ただ記憶力を使っているだけである
レオナルド・ダ・ヴィンチ
「石ばしる 垂水の上の さ蕨の 萌え出づる春になりにけるかも」
私が、歴史に対して、より深く興味を持つようになったきっかけの
一つは「万葉集」です。
中学の古文の授業で、志貴皇子の、この歌を知ったとき、その躍動
に胸がときめいたのです。この歌の意味はいたってシンプル。
「岩からほとばしる小さな滝。その上の方に、緑鮮やかな若い蕨が
出している。ああ、春になったのだなあ」
一首のなかにラ行音が7回も出てくるせいか、言葉そのものが躍動
いるように感じました。
皇子という尊い立場の方が、こんなに素直に喜びを表しているなん
この歌を一度聞いたら忘れられなくなりました。 >>>続きはこちらから
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