From : 田渕裕哉(2025/05/26 07:47:13)
2025年5月26日(月)
おはようございます。今朝は那須からお届けしています。
指導者の心得86.
指導者は同じことでも相手により説き方を変えることが大事である
ブルトンはこの世の矛盾や不合理を呑み込んでいた。
そして、それを新しい「何ものか」に変換する精神を
人間がもっていると信じていた。
それがあの偉大な「前衛」を創ったのだ。
その精神が、あの破滅と創造の宣言「第二シュール
リアリズム宣言」を生み出した。
その中でブルトンは「精神には、ある一点が存在する」
と言っていた。
この一点が、また葉隠第九戒の言う「仕切り」なのだ。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/25 06:24:42)
2025年5月25日(日)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。今日は桐生に行
指導者の心得85.
指導者は自分よりすぐれた才能の人を使うことが大事である。
二十世紀の芸術に、真の革命をもたらした人物がいる。
シュールリアリズムの創始者アンドレ・ブルトンである。
ブルトンは「生の再創造」をあらゆる芸術の上に置いたのだ。
生の再創造とは、日々死に日々生き返ることを言う。
一種の武士道である。ブルトンは十字軍の騎士道を愛した。
その中から、シュールリアリズムの革新が生まれて来たのだろう。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/24 07:36:24)
2025年5月24日(土)
おはようございます。今朝は涼しい朝の千葉からです。
指導者の心得84.
指導者は真の人間教育をめざさなくてはならない。
すべての矛盾と不合理を抱えて、今日死ぬ覚悟があってこそ未来が
すべてが今日終わってもいい覚悟が、その日に矛盾と不合理を両断
力を生み出す。
それを繰り返せば、精神の中に「ある一点」が生まれて来るのだ。
そして、その一点が革命へ向かう人生を支えてくれる。
世の中の矛盾と不合理に対抗する手段は、それらをすべて抱え込む
抱え込むから、精神の一点によって処理することが出来る。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/23 06:02:32)
2025年5月23日(金)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。
指導者の心得83.
指導者はきびしく人をきたえることによって人を育てなければなら
形を創ることに重点があるのだ。
前もって死んだことによる思考軸の形成である。
前もって死ぬことで、自分に降りかかる矛盾をその日その日で両断
「俺は今日死ぬのだから、この問題はこのようにけりを付けておこ
というような考えに近い。
日々、問題が解決されていくから、新しい未来の問題に新たにぶつ
ことが出来るのだ。
矛盾を引きずる者は、生涯に亘り同じ矛盾で悩み続ける。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/22 06:46:18)
2025年5月22日(木)
おはようございます。今朝も博多からお届けしています。
指導者の心得82.
指導者は適切な組み合わせにより人を生かすことが大事である。
人類的な、真の革命に向かって、自己一人のことはすべてその日に
そういう精神の「一点」を築き上げなければならない。
一点とは、そのような「場所」を精神の中に創らなければならない
意味となる。
精神のすべてではなく、そのような専門の場所ということだ。
そういう一点を、いくつか創ることで日々を乗り越えていくのだ。
毎日矛盾を喰らい尽くす。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/21 06:59:19)
2025年5月21日(水)
おはようございます。今朝は博多からお届けします。今日は大牟田
指導者の心得81.
指導者は何かしら人をひきつける魅力を持つことが望ましい。
人々が不幸を厭うことによって、今の文明が世界を覆って
しまったのだ。
幸福などというものよりも、もっと大事なものが人間には
あるのだということを忘れてしまった。
安楽や小さな幸福を捨ててでも、人間にはやらなくては
ならないことがある。
それが魂の進化なのだ。魂の進化とは、愛や信や義の断行である。
つまり人類に与えられた魂の「正義」の貫徹のことを言っている。
そのために生き、そのために死ぬ。これが葉隠的人間の生き方を創
From : 田渕裕哉(2025/05/20 06:03:58)
2025年5月20日(火)
おはようございます。今日は鹿児島でセミナーです!
指導者の心得80.
指導者は熱意においては最高のものを持たなければならない。
私が現代社会の中で、葉隠的人生を貫徹すること自体を
「革命」と呼ぶいわれはここにある。
現代ほど、人類文化の遂行が困難な時代はないのだ。
だからこそ、現代における葉隠的生き方の貫徹には、
真の未来を創造するほどの「実存」がそこに存在すると言えよう。
武士道とは、真実を語り、そしてそれを実行する勇気のことである
自己の人生と命を懸けて、その時代と戦う勇気と気概のことを
言っているのだ。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/19 06:56:37)
2025年5月19日(月)
おはようございます。今朝は大阪からお届けしています。
指導者の心得79.
指導者は人情の機微に則して事を行わなくてはならない。
葉隠は革命を目指す。それが人類の本源だからだ。
現代のような豊かさと幸福しか求めない時代は、
また虚偽と偽善だけの社会と成り果てる。
あらゆる努力向上を差別の名の下に截断し、表面の
安穏と平和だけを有難がる。
その結果として、卑劣で臆病な者が氾濫することになる。
このような時代には、真実の生き方、真実を語るだけで
「革命」が成し遂げられる。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/18 08:09:11)
2025年5月18日(日)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。今日は大阪
指導者の心得78.
指導者は人間について正しい認識を持たなければならない。
多くの文明が、その事実によって本当に滅びて来た。
最後には、人類そのものが滅びるだろう。
不幸に立ち向かう者だけが、未来を創ることが出来る。
私が葉隠は未来を創ると言っている意味は、ここにも
存するのだ。
魂の鍛錬だけが人間の未来を創ることが出来る。
言い方を換えれば、葉隠とは、日々の小さな不幸を
自らに与える鍛錬の書かもしれない。
人間の価値は、不幸の中で試される。
不幸をつんざく鍛錬こそが、真の武士道とも言えるのではないか。 >>>続きはこちらから
From : 田渕裕哉(2025/05/17 06:05:08)
2025年5月17日(土)
おはようございます。今朝は雨の千葉からです。
指導者の心得77.
指導者はどんな事態にあってもなすべきをなさなければならない。
先述した「失楽園」という大文学も、ミルトンの人生における
不幸のどん底が生み出したのだ。
クロムウェルと共に戦った清教徒革命に敗れ、両眼を失明した。
その状態で、後世に対して清教徒の「魂」を残すために執筆した
ものが「失楽園」なのだ。
口述を娘がすべて執筆したのである。
ミルトンが成功していたら、あの大文学は生まれなかった。
失意のどん底で、その偉大な魂が未来を見つめていたのだ。 >>>続きはこちらから
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