超葉隠論53.

From : 田渕裕哉(2025/03/31 07:55:32)

2025年3月31日(月)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

指導者の心得30.
指導者は世間のこわさを知り身を正していかなければならない。

忍ぶ恋とは、忍べば忍ぶほどその価値は高まって来るのだ。

だから忍ぶ恋とは、本当は辛いものでもなく、また耐える
ものでもない。

それは誇りと成り得るものである。

辛さや苦痛は、忍ぶことの理解のために、地上的に理解できる
表現を取っているに過ぎないのだ。

忍ぶ恋は、忍ばせていただくのである。

自己の修行という手前勝手な考えによって、そうさせていただく。

そう捉えるのが、最も正しいエネルギーの見方ということになろう>>>続きはこちらから

超葉隠論52.

From : 田渕裕哉(2025/03/30 06:56:32)

2025年3月30日(日)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

指導者の心得29.
指導者は体は遊んでいても心は働かせていることが大事である。

この世のあらゆることは、与志とコルネリアには関係ない。

それが関係する者は、すべての日常性と地上の物質的価値に
?み込まれてしまうだろう。

恋する者は、それ自体の力として、理想に向かって生きているのだ

コルネリアはマカオの丘の上で与志の意志を乗せた風を感じていた

忍ぶ恋に生きて来た自分と上田与志が、時代を超越して対面している。

この純心この純愛こそが、葉隠の思想を自己の人生に引き寄せてくる。 >>>続きはこちらから

超葉隠論51.

From : 田渕裕哉(2025/03/29 07:50:59)

2025年3月29日(土)
おはようございます。今朝も小雨の千葉からです。

指導者の心得28.
指導者はつねに理想を描き大きな志を持たなくてはならない。

常朝の涙が、私にこの永久恋愛論を書かしめているのだ。

「かの来たりつつあるもの」を、仰ぎ見る者だけに聞こえる
響きである。

私には常朝の涙と、その激しい現世の恋心が痛いほど伝わって来る

長崎奉行所の武士であるポルトガル語通辞の上田与志と混血の
美女コルネリアとの純愛の物語がある。

幕府の鎖国令によって、二人は引き裂かれてしまった。 >>>続きはこちらから

超葉隠論50.

From : 田渕裕哉(2025/03/28 07:52:12)

2025年3月28日(金)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

指導者の心得27.
指導者はみずからかえりみてやましいところなきを期さなくてはならない。

旧約聖書の「雅歌」は、古代ユダヤ人が神へのあくなき憧れと
恋心を歌い上げた詩と言われている。

その雅歌において、人間生命の最大の喜びが歌われているのだ。

それは愛する者と巡り会う喜び、恋する者が、近づいて来る魂
の震動を表している。

わが愛する者の声が聞こえる 見よ、それは山を跳び、丘を
躍り越えて来る。

愛する者、恋する者の気配に震える魂を、これ以上に美しく
語った言葉はない。 >>>続きはこちらから

超葉隠論49.

From : 田渕裕哉(2025/03/27 04:40:18)

2025年3月27日(木)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。今日は福岡です。

指導者の心得26.
指導者はあらゆる面で私心なく公平さを期さなくてはならない。

恋死なん、後の煙にそれと知れ、ついにもらさぬ中の思いを

この絶唱ほど忍ぶ恋の苦悩を表すものもまた、ない。

これが真の「不滅性への渇望」と言えるものではないか。

スペインの哲学者ミゲール・ウナムーノの人間実存の中心課題
ともなっている思想だ。

自己の存在の不滅を願う祈りが、この常朝の歌の心を支えている。

自己の恋が、永遠の恋そのものと成り果てている。 >>>続きはこちらから

超葉隠論48.

From : 田渕裕哉(2025/03/26 07:48:34)

2025年3月26日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

指導者の心得25.
指導者は是は是とし非を非とする見識を持たねばならない。

私は「永久恋愛論」の思想の中に、葉隠のもつ最も美しいものを見ている。

武士道の中に、真の人類ロマンティシズムをもたらす考え方こそが
忍ぶ恋の思想を創り上げているのだろう。

恋は忍んで忍んで忍び抜いて、その果てに死ぬのだと葉隠は言う。

私が葉隠に惚れた理由は、ここに存する。私は本物と出会ったのだ

忍ぶ恋によって、現世を突き抜け、過去と未来の魂と繋がることが出来る。

未来の魂を、この世に現成させることも出来るのだ。 >>>続きはこちらから

超葉隠論47.

From : 田渕裕哉(2025/03/25 07:55:56)

2025年3月25日(火)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

指導者の心得24.
指導者は各人の力の範囲で仕事を考えるべきである。

「永久恋愛」は、我々人類の滅亡した後、その祭壇に捧げられるであろう
追悼の涙なのだ。

我々の存在の最も美しかった思い出として、宇宙の暗黒流体の中に
しっかりと刻まれるに違いない。

ドイツの詩人ノヴァーリスが「恋愛は、死において最も甘美なものとなる」
と歌ったのはこの意味である。

死とは、宇宙の実存なのだ。

だから死ぬほどの純愛の力ほど、宇宙の本体と重なるものはない。 >>>続きはこちらから

超葉隠論46.

From : 田渕裕哉(2025/03/24 07:59:30)

2025年3月24日(月)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

指導者の心得23.
指導者は地位が高くなればなるほど謙虚でありたい。

忍ぶ恋が、美しい魂を磨き上げる。

絶対に叶えられぬ恋ほど、その力は強い。

絶対に口に出さぬ恋ほど、魂を浄化するのだ。

恋愛とは、我々ホモ・サピエンスの中枢の実存を画するエネルギーである。

それを魂の崇高に向かって開放しなければならない。恋の力が人類を立てたのだ。

恋愛のもつ根源力は測り知れないのだ。

その恋愛のもつ力は、魂の奥底に秘められるほど増大していく。 >>>続きはこちらから

超葉隠論45.

From : 田渕裕哉(2025/03/23 08:10:09)

2025年3月23日(日)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

指導者の心得22.
指導者は失敗の原因はすべてわれにありと考えるべきである。

「死をあらかじめ考えることは、自由を求めることである」

この自由が、忍ぶ恋という魂の苦悩から生まれて来るのだ。

洋の東西を問わず、やはり武士道や騎士道に生きようとする者は、日々の訓練に
よって死を日常と化している。

非日常を日常と化すれば、自由と人生の豊かさは測り知れなくなる

その豊かな力だけが、永久恋愛の忍ぶ恋の中を生き抜く活力を、我々に与えて
くれるのである。

恋愛の力が、人間の生命と魂を立てる。 >>>続きはこちらから

超葉隠論44.

From : 田渕裕哉(2025/03/22 06:47:17)

2025年3月22日(土)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

指導者の心得21.
指導者は時に何かの権威を活用することも大事である。

日々の死が、その忍ぶ恋を生涯に亘って貫く最も大切な戒律となる

日々、憧れの中に死ぬことが大切なのだ。

真に生きるために死ぬのである。

この死こそが、永久恋愛に向かう地上的な我々の日々の思想とならねばならぬ。

日々の死が、自己の本当の魂と真の生命を自分に教えてくれることとなろう。

地上的に報いられることのないエネルギーほど、宇宙との交流エネルギーは
大きくなると言えよう。 >>>続きはこちらから