超葉隠論104.

From : 田渕裕哉(2025/05/21 06:59:19)

2025年5月21日(水)
おはようございます。今朝は博多からお届けします。今日は大牟田でセミナーです。

指導者の心得81.
指導者は何かしら人をひきつける魅力を持つことが望ましい。

人々が不幸を厭うことによって、今の文明が世界を覆って
しまったのだ。

幸福などというものよりも、もっと大事なものが人間には
あるのだということを忘れてしまった。

安楽や小さな幸福を捨ててでも、人間にはやらなくては
ならないことがある。

それが魂の進化なのだ。魂の進化とは、愛や信や義の断行である。

つまり人類に与えられた魂の「正義」の貫徹のことを言っている。

そのために生き、そのために死ぬ。これが葉隠的人間の生き方を創る。 >>>続きはこちらから

超葉隠論103.

From : 田渕裕哉(2025/05/20 06:03:58)

2025年5月20日(火)
おはようございます。今日は鹿児島でセミナーです!

指導者の心得80.
指導者は熱意においては最高のものを持たなければならない。

私が現代社会の中で、葉隠的人生を貫徹すること自体を
「革命」と呼ぶいわれはここにある。

現代ほど、人類文化の遂行が困難な時代はないのだ。

だからこそ、現代における葉隠的生き方の貫徹には、
真の未来を創造するほどの「実存」がそこに存在すると言えよう。

武士道とは、真実を語り、そしてそれを実行する勇気のことである

自己の人生と命を懸けて、その時代と戦う勇気と気概のことを
言っているのだ。 >>>続きはこちらから

超葉隠論102.

From : 田渕裕哉(2025/05/19 06:56:37)

2025年5月19日(月)
おはようございます。今朝は大阪からお届けしています。

指導者の心得79.
指導者は人情の機微に則して事を行わなくてはならない。

葉隠は革命を目指す。それが人類の本源だからだ。

現代のような豊かさと幸福しか求めない時代は、
また虚偽と偽善だけの社会と成り果てる。

あらゆる努力向上を差別の名の下に截断し、表面の
安穏と平和だけを有難がる。

その結果として、卑劣で臆病な者が氾濫することになる。

このような時代には、真実の生き方、真実を語るだけで
「革命」が成し遂げられる。 >>>続きはこちらから

超葉隠論101.

From : 田渕裕哉(2025/05/18 08:09:11)

2025年5月18日(日)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。今日は大阪に行きます。

指導者の心得78.
指導者は人間について正しい認識を持たなければならない。

多くの文明が、その事実によって本当に滅びて来た。

最後には、人類そのものが滅びるだろう。

不幸に立ち向かう者だけが、未来を創ることが出来る。

私が葉隠は未来を創ると言っている意味は、ここにも
存するのだ。

魂の鍛錬だけが人間の未来を創ることが出来る。

言い方を換えれば、葉隠とは、日々の小さな不幸を
自らに与える鍛錬の書かもしれない。

人間の価値は、不幸の中で試される。

不幸をつんざく鍛錬こそが、真の武士道とも言えるのではないか。 >>>続きはこちらから

超葉隠論100.

From : 田渕裕哉(2025/05/17 06:05:08)

2025年5月17日(土)
おはようございます。今朝は雨の千葉からです。

指導者の心得77.
指導者はどんな事態にあってもなすべきをなさなければならない。

先述した「失楽園」という大文学も、ミルトンの人生における
不幸のどん底が生み出したのだ。

クロムウェルと共に戦った清教徒革命に敗れ、両眼を失明した。

その状態で、後世に対して清教徒の「魂」を残すために執筆した
ものが「失楽園」なのだ。

口述を娘がすべて執筆したのである。

ミルトンが成功していたら、あの大文学は生まれなかった。

失意のどん底で、その偉大な魂が未来を見つめていたのだ。 >>>続きはこちらから

超葉隠論99.

From : 田渕裕哉(2025/05/16 06:16:23)

2025年5月16日(金)
おはようございます。今朝は沖縄の海の見えるホテルからお届けします。

指導者の心得76.
指導者は目先の利害にとらわれず長期的にものを考えることが大事である。

不幸を味わう人間になりたい。我々は動物ではないのだ。動物に不幸はない。

不幸は、本当の人間だけが体験できる宇宙的実在なのである。

不幸とは、人間的価値に対して降りかかる試練と呼んでもいい。

あのウナムーノはその「生の悲劇的感情」において「不幸の底から、新しい
生が湧き出づるのだ」と言っていた。

魂の鍛錬に生きる者は、洋の東西を問わず不幸のもつ人間的価値を語っている。

魂の成長とは、一つ一つの不幸を克服していく過程のことを言う。

不幸は、人間として成長していくために与えられている。 >>>続きはこちらから

超葉隠論98.

From : 田渕裕哉(2025/05/15 06:19:40)

2025年5月15日(木)
おはようございます。今朝もよく晴れた千葉からです。今日は沖縄です!

指導者の心得75.
指導者は徹底した努力こそ成功の要諦であることを知らなければならない。

我々現代人は、みな国家に飼育される家畜に成りつつある。

ここから脱出するには、葉隠的な精神が必要になる。

国家などを超越した、本来的人間の魂の進化に向かって跳躍するのである。

これを「当たり前」と思うまで鍛錬しなければならない。

ただ独りで体当たりを敢行し、ただ独りで泣くのだ。そしてただ独りで死ぬ。

このような葉隠的人生だけが、新しい人類を生み出すだろう。

葉隠という人類文化は、永遠に新しい人間を創り出すための思想なのだ。 >>>続きはこちらから

超葉隠論97.

From : 田渕裕哉(2025/05/14 07:48:45)

2025年5月14日(水)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

指導者の心得74.
指導者は何か一つのものごとにとらわれてはならない。

大業に挑戦してこその人生である。ただ一度の現世なのだ。

やはり大業に挑戦したい。

安易な幸福を求めず、もっと大きな何ものかを求めたい。

偉大な魂の戦いの中に、私は死にたいのである。

あの偉大なアンドレ・ジードもその「狭き門」の中でそれを言っている。

「人間は幸福になるために生まれて来たのではない」

そうはっきりと述べているのだ。 >>>続きはこちらから

超葉隠論96.

From : 田渕裕哉(2025/05/13 07:24:34)

2025年5月13日(火)
おはようございます。今朝はいわき市からお届けしています。

指導者の心得73.
指導者は自分の力で泳ぎ切る覚悟がなくてはならない。

葉隠十戒 第七戒
本気にては大業ならず、気違ひになりて死に狂ひするまでなり。

第七戒においては、本気ぐらいでは革命は成せないと言っているのだ。

本気ではせいぜいが、この世のことぐらいしか成せない。

死に狂いとは、肉体の根源、そして魂の淵限から湧き出づる慟哭に
よってのみ成される、真の体当たりに他ならない。

そしてそれだけが、真の未来を切り拓くことは随分と述べてきた。

無限に向かって、大跳躍をするその心意気に、人類の魂はかかっている。

あの唐の魏徴が「述懐」において「人生意気に感ず、巧名誰かまた論ぜん」
と謳ったのは、まさにこの謂いである。 >>>続きはこちらから

超葉隠論95.

From : 田渕裕哉(2025/05/12 07:59:35)

2025年5月12日(月)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

指導者の心得72.
指導者に徳があってこそ、はじめてもろもろの力が生きてくる。

人間の魂が進化すれば、国家はなくなる。

そのときこそ、自らに課せられた宇宙的使命を遂行する真の人類が
この地上を覆うことになるだろう。

葉隠は、それを言っている。山本常朝は、人類の起源を感じていた

そして人類の未来もまた見通していたのだ。

その深い霊性によって、自分の生きる現世を見ていたに違いない。

私には、その時間軸の測り方がよく分かる。

そうでなければ、葉隠は絶対に書けない。 >>>続きはこちらから