人生に悩んだら「日本史」に聞こう85.

From : 田渕裕哉(2025/09/28 07:36:51)

2025年9月28日(日)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

賢い人は、徹底的に楽天家である。
他人を豊かにできなければ、あなたも豊かにはなれない。
アンドリュー・カーネギー

祖国・日本への熱い志をもつフレッド和田。

しかし、当時の日本政府には、オリンピック招致活動に対して、
フレッド和田に渡せる活動費用などありません。

国からお金などもらえなくてけっこう。日本のためなら、私は自費で動く。

フレッド和田は、なんと自らのお金で活動を始めたのです。このとき50歳。

裕福だったというわけではないのです。祖国を思うその気持ちが、彼を
つき動かしたのです。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう84.

From : 田渕裕哉(2025/09/27 07:06:09)

2025年9月27日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は夫婦で札幌に行きます!

問題は未来だ。
だから私は、過去を振り返らない。
人生は公平ではない。
そのことに慣れよう。
ビル・ゲイツ

フレッド和田。日本名は和田勇。

1907年、ワシントン州べリングハム生まれの日系2世。

貧しい少年時代を送り、4歳のときに、和歌山県御坊市の母親の実家に
あずけられ、9歳のときアメリカへ帰国。

日系移民として太平洋戦争を経験。戦後、ロサンゼルスに移って青果店を
開きます。

その彼の名前が、なぜ、準備委員会のなかで挙がったのかというと・・・。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう83.

From : 田渕裕哉(2025/09/26 07:12:51)

2025年9月26日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は長男の37歳の誕生日です!

もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。
一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。
渋沢栄一

焼け野原となった東京。1945年、第二次世界大戦に敗れた日本

それから19年後の1964年。

日本再生の象徴となったイベントが行われます。東京オリンピックです。

日本はオリンピックの開催に向けて新幹線、首都高速道路、地下鉄
ホテルなどさまざまな整備が行なわれ、カラーテレビの普及なども
一気に進みます。

そして、日本の経済成長率は年平均10パーセントを超え、世界で
例を見ないほどの急速な高度成長を成しとげたのです。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう82.

From : 田渕裕哉(2025/09/25 06:16:51)

2025年9月25日(木)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

自分で薪を割れ、二重に温まる。
あなたができると思えばできる。
できないと思えばできない。
どちらにしてもあなたが思ったことは正しい。
ヘンリー・フォード

お金は大切じゃないなんて言いません。

でも、もっと大切なことがあるってことですよね。

それは、心がつながりあう体験。「湯加減はどうじゃ?」
この粋な心遣いが、心の絆を深く結びつけたのです。

これが蒲生氏郷が家臣たちから愛された秘密。

そして蒲生軍の強さの秘密です。

残念なことに、氏郷は40歳の若さで亡くなってしまいます。

ですから、氏郷が、会津を治めていたのはわずか4年半なのです。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう81.

From : 田渕裕哉(2025/09/24 06:52:02)

2025年9月24日(水)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである。
悲しみも、喜びも、感動も、落胆もつねに素直に味わうことが大事だ。

殿さまのお風呂に!?何のことかわからず、不安な気持ちで
お風呂に入っていると、「湯加減はどうじゃ?」と、聞き慣れた声が。

ハッとして、浴室の窓を開けると、氏郷が頬かぶりして、自ら薪を
くべながら火をたいています。顔も手も、すすで真黒です。

「殿、なんということを!?」絶句する家臣に向かって、氏郷はこう告げました。

「このたびの戦において獅子奮迅の働きをしたお前に、相応の褒美をとらせる
ことができなかった。せめてこのくらいのことはさせてくれ」 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう80.

From : 田渕裕哉(2025/09/23 07:55:12)

2025年9月23日(火・祝)
おはようございます。今朝は福島からお届けしています。
今日は沼田市でセミナーです。

不幸になりたければ、自分が幸福か不幸か悩め。
非難は愚者でもできる、理解は賢者しかできない。
デール・カーネギー

がんばって戦ってくれた部下には、恩賞を出すわけですが、氏郷は、恩賞目録
を見て「これでは足りない。もっと恩賞を増やすように」と指示を出します。

でも慌てたのは財務担当者です。与えられる恩賞など何もなかったからです。

他国に攻め入って勝てば、敵の領地が我がものとなりますが、自身の領土を
守るための戦いだったため、部下が功績をあげても、十分な恩賞を与えること
ができなかったのです。

でも、家臣のがんばりになんとか報いたい。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう79.

From : 田渕裕哉(2025/09/22 06:56:48)

2025年9月22日(月)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
世界陸上は感動しました!

もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?
一つのことを、一生やり続けられると確信する日がくる。
スティーブ・ジョブズ

戦国最強と謳われた武将のひとり、蒲生氏郷。

彼の強さの秘密は、なんと、お風呂にあったのです・・・。

蒲生氏郷は織田信長の娘婿です。

近江の国(滋賀県)で生まれ育った氏郷は、秀吉が東北地方を平定した際に、
伊達政宗の抑えとして、会津92万石を与えられました。

誰もが羨むような大幅な加増でしたが、氏郷自身は、天下への野心があり、
中央から遠ざけられたことに失望したと伝えられています。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう78.

From : 田渕裕哉(2025/09/21 07:24:53)

2025年9月21日(日)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

とにかく、考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、やってみることである。
失敗すればやり直せばいい。
正当以上の卑屈な努力までする必要はない。
松下幸之助

前田家と宇喜多家の260年間に及ぶ交流を知ったとき、
心から感動し、胸がいっぱいになって言葉が出ませんでした。

前田家ほどの大大名なら、親戚はたくさんいるはず。

そのたくさんいる親戚のなかの、しかも罪人(戦争犯罪人)
である宇喜多家に、これほどの援助をし続けた前田家は、
ほんとうに素晴らしいと思います。

一族の姫として生きたひとりの女性の想いを、前田家は
大事に大事にリレーし続けてきたのです。

260年間もバトンを落とすことなく、

移ろいゆくのは人の心だと言われますが、同時に、一番変わらないもの、
もっとも信頼できるもの、それも人の心だと思いました。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう77.

From : 田渕裕哉(2025/09/20 07:13:56)

2025年9月20日(土)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

人に認められようと期待しなければ、自然と尊敬され、認められるようになるものよ。
グロリア・スタイネム

実は、豪姫が亡くなり、夫の秀家が八丈島で亡くなってからも、
前田家からの物資援助は途切れることなく、宇喜多一族へ続け
られていたのです。

260年間も、ずっと続けられていたのです!

前田家と宇喜多家のかけはしとなった豪姫。

彼女の想いは、260年の時を超えて、ずっとずっとずっと受け継がれて
いたのです。

私は、幕末、維新史を調べていて、どうしても腑に落ちないことがありました。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう76.

From : 田渕裕哉(2025/09/19 04:52:30)

2025年9月19日(金)
おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からです。

おだやかな心は問題を解決します。
怒りにふるえ、悲しみに打ちひしがれ、嫉妬に狂った心は問題をますます混乱させます。
問題の解決は心のおだやかな時にしなさい。
ジョセフ・マーフィー

秀家とともに島流しにされた息子たちが「母上、母上、・・・」
と涙を流しながら、来る日も来る日も額のあたりを撫でていたから
薄くなったのだそうです。

母子ともに再会を切望していましたが、その願いは残念ながら叶う
ことはありませんでした。

ただ、家族の無事を祈る豪姫の祈りは届きました。

彼女が生涯を賭けて愛した夫・秀家は、関ヶ原に参戦したどの武将
たちよりも長生きしたのです。

秀家は、八丈島で50年近く生きながらえ、83歳で亡くなりました。 >>続きはこちらから