From : 田渕裕哉(2011/01/12 07:16:45)
おはようございます。
今日は郡山に行きます。夜は白河で泊まります。
今朝は、ある夫婦のエピソードをご紹介します。
ローラさんは結婚後間もない頃、
ある雑誌で結婚のきずなを強めるためには、
夫婦で定期的に率直に話し合う時間を持ち、
そのとき、お互いに気に入らない癖があれば、
それを指摘するとよいという記事を読みました。
私たちはお互いに気に入らないことを5つずつ
指摘することにし、私から始めました。
私は主人にグレープフルーツの食べ方が嫌いだと言いました。
主人はグレープフルーツを食べるとき皮をむいて、
まるでオレンジでも食べるようにして食べるからです。
私はそんな風にグレープフルーツを食べる人を見たことがありません。
グレープフルーツをオレンジのように食べる夫と
この先の長い生涯を共に過ごすなんて、考えたくもありませんでした。
グレープフルーツの食べ方を含めて、
私のほうで5つ気に入らないことを挙げ終わると、
今度は主人が私の嫌いな点を挙げる番になりました。
すると主人はこう言ったのです。
「実を言うと、ぼくは君の嫌いな点が何ひとつ思い浮かばないんだよ。」
私は息が止まりそうになり、急いで主人に背を向けました。
自分の目にあふれた涙が頬を伝わっていく理由を、
どう説明したらいいか分からなかったからです。
ローラさんは、この話を次のように結んでいます。
「性格の不一致を唱える夫婦の話を聞くたびに、私はいつも、
そうした夫婦も私がそう思ったように相手の悪い点を挙げ連ね、
直してもらわなければならないと思い込んでいる「グレープフルーツ症候群」
と名付けた病気に苦しんでいるのではないかと考えます。
田渕 裕哉
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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
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