思考の達人になる方法5.

From : 田渕裕哉(2011/11/11 07:03:41)

おはようございます。今朝は新宿のホテルからです。
今日は2011年11月11日、そして満月だそうです!
なんか特別な日ですね。私も特別なお祝いをします。
今日を新たなスタートの日にしましょう!
今日は思考の達人が使う「分析思考」をご紹介します。
問題を解決するとき、直感でひらめいたアイデアを
スグに解決に向かって行動するという方法もありますが、
複雑で解決の難しいものは、慌てて行動を起さないほうがいい場合があります。
じっくり取り組んだほうが賢明で、いい場合が多いのです。
アインシュタインは、世界を救うために1時間を与えられたら、
問題の分析に55分を使い、残りの5分で解決を図ると言いました。
なぜ、すぐにでも動けるときに、貴重な時間を分析に費やすかというと、
誤った思い込みがないかを確かめられるからです。
これを個人ではなくチームで行えば、
異なる分析から新しい発見も生まれる可能性があります。
さて、3枚の白い紙を用意して、1枚目に現在の問題を書き出し、
3枚目の紙には理想の状態を書きます。
2枚目の最上段に「理想への道」と書き、そして現状から理想へ向かうには、
どのような段階を経らなくてはならないかを考えます。

ここでは具体的な解決策を考えて書く必要はありません。
これは細分化することにより、さらに分析しやすくするためです。
さて、解決への段階イメージが付いたら
「なぜ、なぜ?」を繰り返し考えることをします。
子供たちはすぐに「なんで?」と聞いてきます。
そして、こちらが答えると、再び「それは、なんで?」と聞いてきます。
これは理解を深めるためのとても有効な方法なのです。
大人になると、それは子供っぽいと感じるのか、それをしなくなります。
しかし、この「なぜ、なぜ?」法は、非常に有効な方法なのです。
例えば、会社のブレイン・ストーミングの成果が上がらない
という問題があったとしましょう。
「なぜ?」と考えるとたくさんの理由が浮かびます。
例えば「意欲が足りないから」という理由がでたとします。
それで止めないで「なんで、意欲が足りないのか?」を再び考えます。
すると「無意味なやり方と感じている」という理由が出てきます。
それをまた「なんで、無意味なやり方と感じているのか?」と考えるわけです。
その先もできなくなるまで、「なぜ?」を続けるのです。
これは複雑な問題の解決にとても威力を発揮しますので、
ぜひ、一度やってみてください。
分析思考は問題の解決を図るものではなく、
その問題の背後にある原因を突き止める方法です。
田渕 裕哉
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