続・思考の達人になる方法5.

From : 田渕裕哉(2011/11/18 06:09:16)

おはようございます。昨夜は、久しぶりに我が家でした。
今日も一日、都内で企業研修です。
一週間があっと言う間に過ぎますが、かみ締めて生きたいと思います。
あなたは図や表や地図や絵などで考えることができますか?
2次元や3次元や4次元や5次元で考えることができますか?
さすがに5次元では難しいかもしれませんが、
絵や図表で考えることは、思考の補助にとどまるものではありません。
それができなければ、理解できなかったり、
対処できなかったりする問題もあります。
私たちはモノを描写するとき、すっかり言葉に頼りきっているので、
言葉では、うまく伝えられないものに出くわすと、
いかに言葉が不自由かを知って、愕然とさせられます。
試しに「ゆで卵立て」とか「コルク抜き」とか変わった形状のものを、
それが何であるかや、何に使われているかを言わず、形を描写するだけで、
相手にそれだと分からせられるかどうかをやってみてください。
きっと正確に情報を伝えるのは容易ではないはずです。
私はセミナーや研修で、次のような演習をやることがあります。
面白いし、学びがあるので好きな演習の一つです。

まず、一人の受講生に、ある家の写真を見せます。
写真を見たその受講生は、その家の外観について、
別の受講生に、言葉で簡単に説明します。
説明を聞いた受講生は、それに対し、いくつかの質問をした後、
聞いた説明や回答をもとに、家の絵を描きます。
この演習は実際にやってみると、非常に難しくて、
なかなか正確な絵は描けませんが、とてもいい勉強になります。
受講生は、この演習を通じて、いかに質問の技術が未熟か、
いかに思い込みが多いか、いかにイメージを伝える言葉が少ないかを知ります。
子供は自信たっぷりに絵を描きます。
どんなものでも、好きなように楽しく描き、他人から批判されることもありません。
大人になるにつれ、私たちは自分の絵と他人の絵を比較して、
絵を描くことに自信を失っていきます。
文字の脳と絵の脳は違う脳の働きがあります。
絵は右脳を使います。
そして右脳を使う手法としてトニー・ブサンの「マインドマップ」
という手法があります。
まず、紙の真ん中に、中心となるテーマの簡単な絵を描きます。
次に、そのテーマに関連した主なアイデアの数だけ、
そこから枝を伸ばして、枝の一つ一つにそのアイデアを一語で書き入れます。
これを同じように枝を伸ばして、関連するアイデアを書き入れます。
この手法は、右脳でしか浮かばないアイデアが浮かぶ手法です。
田渕 裕哉
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