続・思考の達人になる方法7.

From : 田渕裕哉(2011/11/20 07:49:02)

おはようございます。今朝は雨が上がった千葉からです。
今日は茂原市の教会に行きます。
日曜日は、一週間の反省と計画を立てる重要な日です。
日頃の忙しさから離れて、身体と頭をリフレッシュさせましょう!
さて、ここまで思考の達人の持つ、
いろいろな素晴らしい思考法を紹介してきました。
慎重に分析し、十分に考えてから行動を起す利点を述べてきました。
考えることは、もちろん大切です。
思いつきだけで行動を起こすのは、一般には、愚かなやり方であり、
悪い結果につながることが多いわけです。
しかし、考えのない行動がいけないのと同じように、
行動のない考えもいけません。
これは、深く考える人が陥りやすい罠です。
完璧さを求めるあまり、実行を先延ばしにしてしまいます。
理想的な解決策が見つからないといって、それを延々と探し続けます。
次々と違う思考のツールを使っては、問題の分析や理解を深めようとします。
私たちは、たやすく、いわゆる「分析麻痺」に陥って、
動けなくなってしまうのです。
人生には考えるべきときと、行動を起こすべきときがあります。
壮大な新理論を構築しようとしている哲学者も、
どこかで抽象的な思考を止めて、論文を書き始めなくてはいけないのです。

分析をしすぎると、私たちの思考は、堂々巡りになって行き詰まります。
そういうときは、何か別のことをして、先へ進むべきです。
たとえ、どちらへ進むのが一番いいのか、確信が持てなくても、
とにかく先に進んで、行動しながら、考えたほうがいいのです。
今、見ている景色から考えるのと、先に進んで違う景色になって考えるのと、
明らかに違うことを思考の達人は知っています。
ですので、行き詰まって立ち止まるのではなく、とにかく前に進んでいくことが、
違うアイデアが出る方法であることを知っています。
完璧さを求めるせいで、かえっていい結果から遠ざかることがあります。
最高のものを求める気概は必要ですが、完璧主義は、やがて挫折するのです。
完璧さよりも、着実に前進することを目標にするべきです。
正しい方向に向かっていれば、必ず、なんらかの成果は得られるのです。
作家を鼓舞するために次のような言い習わしがあります。
「うまく書こうとするな。とにかく書けばよい。」
これは、つまり、あらゆる調査を済ませ、
入念に計画を立ててから書こうとするより、まず書き始め、
あとで書いたものを修正したり、練り直したりするべきだということです。
これは、人生のすべてに当てはまるものだと思います。
明日からは「スローライフのススメ」というテーマでお届けします。
お楽しみに!
田渕 裕哉
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