働くことの意味6.

From : 田渕裕哉(2014/02/08 06:43:56)

 おはようございます。今朝は雪が積もっている千葉からです。

 
今日は午前中に予定されていたミーティングが雪のため中止になりました。
午後も東京でアポがありますが、行けるかどうか心配です。
いずれにしても、雪の多いところは、気をつけていただきたいと思います。
 
 
大切なことなので繰り返しますが「よく生きる」ためには
「よく働く」ことが最も大切なことです。
 
それは心を高め、人格を磨いてくれる「修行」であると言っても過言ではありません。
 
「労働の意義は、業績の追求にのみあるのではなく、個人の内的完成にこそある」のです。
 
働くということの最大の目的は、労働に従事する私たち自身の心を練磨し、
人間性を高めることにあるのです。
 
つまり、ただひたむきに、目の前の自分のなすべき仕事に打ち込み、精魂を込めて働く。
 
そのことで、私たちは自らの内面を耕し、
深く厚みのある人格をつくり上げることができるのです。
 
「働くことが、人をつくる」すなわち日々の仕事にしっかりと励むことによって、
自己を確立し、人間的な完成に近づいていくのです。
 
南太平洋のニューブリテン島のある未開部族の村落では
「労働は美徳」という考え方があるそうです。
 

 そこでは「よく働くことが、よい心をつくる」「よき仕事は、よき心から生まれる」

というシンプルな労働観を中心に生活が営まれているというのです。
 
その村落のおもな労働は、焼畑農業によるタロイモの栽培です。
 
そこには「仕事は苦役」という概念がまったく存在しないのです。
 
村人たちが働くことを通じて目指すものは「仕事の美的成就」と「人格の陶冶(とうや)」、
つまり、美しく仕事を仕上げること、そして、それを通じて人格を磨くことだと言います。
 
畑を立派に仕上げた人は、村人全員からその「人格の高まり」について、
高く評価されることになります。
 
つまり、労働の結果である畑や作物の出来ばえを通じて、
その人間の人格の高さが判断されるのです。
 
畑仕事を立派に行なった人、すなわち「いい仕事」をした人は、人格的にも
「高い人」であり、まさに「人格者」であるという評価を受けることになります。
 
彼らにとって、働くことは生活の糧を得る手段であると同時に、
心を磨き、人間性を高める手段でもあるのです。
 
「いい仕事は、いい人間によってなされる」というシンプルで大切な労働観が、
この村では存在するのです。
 
素晴らしいですね。
 
田渕 裕哉
 
 
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