通じるコミュニケーション力5つの秘訣2.
From : 田渕裕哉(2016/02/23 06:36:00)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。
このメルマガが配信されるときは飛行機の中です。今日は札幌です。
「リーダーシップの本質はビジョンを持つことである。
あいまいなまま笛を吹いても誰も踊ってはくれない」
「何を言うか」よりも「誰が言うか」が雄弁なときがあります。
例えば、同じニュースでも、どのメディアが言うかで、ぐっと印象は変わります。
ついに宇宙人とコンタクト(日本経済新聞)
ついに宇宙人とコンタクト(東京スポーツ)
如何でしょう?
同じことを言っているのに、違う意味に見えてしまうのは、なぜでしょうか?
会議で部長が話し始めると皆「うんうん」と頷きます。
「それ、さっき私が言ったことじゃない。私のときは皆、知らん顔してたくせに」
なんてことが起こるのはこのためです。
同じことでも、あなたが言うのと別の人が言うのでは、
与える印象がまるで違う、人間もメッセージを伝えるメディアだとすれば、
あなたは相手からどんな風に見られているでしょうか?
ということで、通じるコミュニケーション力の1番目の秘訣は
「自分のメディア力を上げる」です。
これが、話が通じる一番の基礎です。
これはディベートのように強い自己主張で相手を言い負かす論法とは決定的に違います。
人は、好きな人の話はよく聞き、嫌いな人の話は聞くのも嫌なのです。
相手が「あなたの理屈は正しいと分かった。
しかし、あなたという人間は嫌いになった」では、通じたとは言えないのです。
田渕 裕哉
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