お金の心理学をマスターする27.

From : 田渕裕哉(2018/10/27 06:49:44)

2018年10月27日(土)
おはようございます。今朝は小倉からお届けしています。

全部均等に、同時平行で、物事を進めようとしたり
全員平等に、広く上手に、人と関わろうとしていたら
すぐにエネルギーが切れて、どれもうまくいかなくなってしまう。
まずは、今、もっとも重要なひとつに。今、大切にするひとりに。

3.自信過剰 実験では多くの人が「自分は平均より上の人間だ」
と思っているようです。

こう思っていることを正当化するために、
さまざまなことを都合よく解釈してしまいがちになります。

とても危険なことです。

研究で分かっているのは、達人も凡人も能力としてはほぼ変わらない、
ということです。

うまくいかなかったときに「なんでだ!おれは天才なのに!」と思うのではなく
「まぁ、平凡な人間だからね。ここから学ぼう」と考えた方が前進します。

うまくいったときに「ほらね、やっぱり天才だ」と思うのではなく
「なぜうまくいったのか分かっているか?次をしっかりやろう」
と丁寧に思考した方が前進します。

 

さまざまな経営者が「成功の秘訣は素直さ」と述べます。

それは自己啓発なのではなく「脳の傾向に流されない」ために
各自が意識してきたことなのです。

4.一発逆転ホームランを狙う

手っ取り早く結果が欲しくなるのは人間の性質です。

目に見えて分かる大きな変化を求め、誰も気づかないような小さな変化を
長期にわたって起こすことは過小評価しがちです。

世界的な投資家のウォーレンバフェットは
「株式市場は、せっかちな人のお金を、忍耐強い人へと移行させるメカニズムだ」
と述べています。

現状をつくってきたのは、これまでの自分の選択だということを忘れ、
新しい何かさえあれば一発逆転できると思うと、
簡単にお金を失うことができますので、気をつけましょう。

明日の 5.ホームにいたがる に続く。

田渕 裕哉

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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

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