エネルギーの視点でビジネスを成功させる方法57.

From : 田渕裕哉(2019/03/13 07:32:38)

2019年3月13日(水)
おはようございます。今朝も快晴の千葉からです。

あらゆる生き物は逆境のときに成長し、順境のときに衰退する。

今日は「課題の分離」を説明するために
「縦の関係」と「横の関係」をイメージしてください。

シンプルに言うと「縦の関係」を作ると、相手を依存体質にして、
エネルギーをうばってしまうことになるということです。

一方で、横の関係を作るとは、言わば「勇気付け」です。

「自分を変える」のは、本人にしかできないことであり、
我々ができるのは、その手助け(勇気を与えること)だけです。

相手の課題を、相手が望んでいないのに、やってしまおうとするのは、
貢献をしているようで、実は「縦の関係」を作ることであり、
承認欲求から来るものなのです。

もちろん、本人は(意識上では)善意でやっているので、
エネルギーを与えよう、貢献しよう、と思いやっているのでしょうが、
この「課題の分離」ができたら、さらに提供できるエネルギーは増え、
多くの人に貢献することができます。

 

アドラーは「他人の課題に介入することこそ、自己中心的な発想なのだ」
と言います。

「他人のために!」と思っているようで、実は
「他人を自分の承認欲求を満たす道具」にしてしまっているのです

アドラー曰く、他人の課題に介入する人は「誰からも嫌われたくない」
という意識(カントの言う「傾向性」)が強いのです。

しかし、これは非常に不自由な生き方です。

本当に自由な生き方は、嫌われる勇気を持つ、ということです。

(ちなみに、これが本のタイトルになり、ベストセラーになりました)

こうして、課題の分離という視点を持ったあと、
共同体感覚を持つためには、次の3つが必要だとアドラーは言います。

1.自己受容(=ありのままの自分を認めること)

2.他者信頼(=期待ではなく、信頼すること)

3.他者貢献(=エネルギー循環)の3つです。

そして「貢献」という感覚(=貢献感)を持てば、
承認欲求は、完全に消える、とアドラーは断定しているのです。

承認欲求や、満足感は「そもそも必要ないもの」なのです。

少しくらい満足感も必要では?

人生は楽しむべき!という声が聴こえてきそうです。

一応書いておくと、それによって楽しみが減るなんてことはなく、
むしろ「感謝」という感情に変わって、それが幸せ、充実につながるのです。

人生は最高で素晴らしい!のです。

田渕 裕哉

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