ストーリー（物語）のエネルギーを使う方法２１．

From　：　田渕裕哉（2019/04/16 06:37:49）

２０１９年４月１６日（月）
おはようございます。今朝は快晴の千葉からです。

優秀でありつづけるためには、
「だれか優秀か・優秀ではないか」ではなく、
「どこが優秀ではなかったか」を理解すること。

今日は「コミュニティはストーリーで作られる」という話をします。

皆さんは「コミュニティ」ということを考えたときに、何を思いますか？

私は、そのコミュニティのバイブルについて考えます。

コミュニティを通して、文化を作るというのは、文章化する
という意味ですので、コミュニティをスタートさせるには、
必ず「そのコミュニティのバイブル」が必要になってきます。

世界最大規模のコミュニティと言えば、キリスト教とか、
イスラム教とかがありますが、いずれのコミュニティにも、
必ず「バイブル」があり、それは何らかの「ストーリー」で作られています。

キリスト教でいうと「聖書」がそうですね。

なぜ、バイブルが必要なのか？というと、
バイブルがあると、それを通して「価値観」が共有できるからです。

ストーリーというのは「新たな価値観」を共有してくれます。

例えば、映画や漫画の主人公で、かっこいいキャラっているじゃないですか。

「うわ～～！このシーンで、仲間のために、こんな命かけた行動が
取れるなんてすげー！」って感動したりすることってありませんか？

あれは、なんで感動するか？っていうと、
自分にはなかった新しい価値基準に触れているからです。

自分の価値基準では取れないような行動を取っている人を見たときに、
人は、その生き方、考え方に、憧れ、感動するわけです。

ストーリーというのは、そうやって「新たな価値観」に
触れてもらうために作っていくわけです。

そうやって、いろんな人の人生を通して、その人のパラダイムを学んでいくのです。

しかもそれをいくつもの「層（レイヤー）」を作りながら学んでいくことで、
重層的な価値観を作り、そして重層的なストーリーが作れるようになるのです。

だから、どんなストーリーを作るか？というのは、非常に重要になってきます。

このストーリーの力が影響力になります。

個人のプロフィールでも同じです。

どのようなストーリーを語れるか？が、その人の魅力、影響力になります。

あなたは、どんなストーリーのプロフィールを作りますか？

そして、あなたは、どんなストーリーのコミュニティを作りますか？

または属しますか？考えてみてください。

明日に続く。

田渕　裕哉

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