From : 田渕裕哉(2026/07/22 06:24:27)
2026年7月22日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
一切れのパンではなく、多くの人は愛に、小さなほほえみに飢えて
マザー・テレサ
ダグラス・マレーの「西洋の自死」という本があります。
これは現代の西洋社会を考察したものです。現代ヨーロッパでは、
移民問題で社会が潰れそうになっています。
マレーは著書の中で、なぜヨーロッパがこれほど移民政策を
断行できないのか、どうしてここまで醜い状態にしてしまったのか
を解釈しています。
それは要するに今のヨーロッパ人が、既にもう非人化している
ということなのです。
いわゆる「良い人」になってしまって、移民をさえぎる悪人になれ
ので、移民流入に反対できない。つまり、悪人になれない。そういう社会になってしまったのです。
私がどうして、このマレーの「西洋の自死」を読んだのかというと
ミゲール・デ・ウナムーノの「生の悲劇的感情」を失ったためだと
前書きで書いているのです。
私は驚きました。自分が愛読して来た「生の悲劇的感情」が、
そのように取り上げられていたのです。
マレーはイギリスの社会学者ですが、現代のイギリスには人間的な
真実を分かっている人物がいるのです。
田渕 裕哉
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