人間の運命30.

From : 田渕裕哉(2026/07/30 07:12:27)

2026年7月30日(木)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

所有すればするほど、とらわれてしまうのです。より少なく所有すれば、より自由でいられます。
マザー・テレサ

「聖書」にも「人間は悲哀の谷から来た」と「詩編」に書かれています。

今の感覚では厳しいように聞こえる人がいるかもしれません。

しかし、古来から悲哀であると言われ続け、これが最も人間的な考えだと
いうことなのです。

道元の「正法眼蔵」の、悲哀に覆われた書物です。

「只管打坐」という、死ぬまでただ坐り続けることにより、その悲哀と
一体になれるかどうかだけを問うているのです。だから、現代のように他人に分かってもらおうと思えば出来ません

キリスト教の神秘思想家で、サン・ファン・デ・ラ・クルス、日本語で
「十字架の聖ヨハネ」という人が書いた「カルメン山登攀」という本に
出ていた言葉をご紹介します。

「おまえの知らぬものに到達するために、おまえの知らぬ道を行かねば
ならぬ」というものです。

これが、自分の運命を生きる人間の根源的な言葉です。

人生というのは、本当は全員が知らない道を歩いている。

明日に続く。

田渕 裕哉

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