人生に悩んだら「日本史」に聞こう90.

From : 田渕裕哉(2025/10/03 07:55:13)

2025年10月3日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

落ちたら、またはいあがってくればいいだけのこと。
子供に夢を持たせたければ、大人こそ夢を持て。
アントニオ猪木

イランに住む外国人は、それぞれの国の航空会社や軍隊の協力で脱出が
計られましたが、当時の日本は、イランとの間に定期便を持っておらず、
自衛隊を海外で活動させるといった法律もありませんでした。

航空会社や自衛隊が救出に行けない日本は、他国に応援を頼みますが、
どの国も自国民の救出に手いっぱいで、断られてしまいます。

そのため、在イラン日本人200名以上は、脱出方法が見つからず
生命の危機に瀕していました。・・・もはやタイムリミットです。

万策尽きたイランの日本大使館でしたが、野村豊大使はそれでも
あきらめません。

野村大使は、個人的に親しいつきあいをしているトルコのビルセル大使へ、
最後の頼みを託しました。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう89.

From : 田渕裕哉(2025/10/02 06:46:24)

2025年10月2日(木)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる
想像力のない奴に、翼は持てない。
モハメド・アリ

フセインの突然の無差別撃墜予告。残された時間は48時間。

さて、日本人は脱出できたのか?

イラン・イラク戦争真っただ中の1985年3月12日。

イラク軍によるイランの首都テヘランに対する空爆が始まりました

テヘランの町は大混乱。その混乱に拍車をかけるように、イラクの
フセイン大統領が声明を発表しました。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう88.

From : 田渕裕哉(2025/10/01 07:11:33)

2025年10月1日(水)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。
そこに近道はない。
自分に期待することではじめて物事は可能になる。
マイケル・ジョーダン

「東京を最初に支持してくれたメキシコへ恩を返したい」と、
メキシコオリンピック実現のために、2ヶ月近くもメキシコに
滞在し、誘致活動から開催までのあらゆるノウハウを伝授したのです。

そして、見事にメキシコ招致に成功。

フレッド和田の献身的な協力に感動したロペス大統領は、
礼状と記念品を贈呈しています。

さらに、その後、1984年のロサンゼルス五輪の誘致・開催
にも協力して、日系人の自分たちを受け入れてくれたアメリカ
社会にも恩返します。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう87.

From : 田渕裕哉(2025/09/30 07:00:56)

2025年9月30日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

どこでプレーしても俺の成長はあるわけで。
自分の夢、そんなに簡単に諦められるかって話でしょ。
本田圭佑

こうして、祖国愛から各国を回り続ける和田夫婦の姿は、次第に感動の渦を
巻き起こしていきました。

そして、中南米のIOC委員は、続々と東京に投票することを約束してくれたのです。

1959年5月、ミュンヘンでIOC総会。オリンピック開催都市の投票結果は、
ブリュッセル5票、ウィーン9票、デトロイト10票、東京34票

2位以下を大きく引き離して、東京の圧勝でした。オリンピックを東京で!

その実現の舞台裏には、このような、フレッド和田の情熱があったのです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう86.

From : 田渕裕哉(2025/09/29 07:13:30)

2025年9月29日(月)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる。
しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。
イチロー

キューバIOC委員のモインク氏とは、こんな会話になりました。

「和田さんご夫妻は、ラテンアメリカを1ヶ月以上もかけて回るそうですね。
祖国のためにとはいえ、そこまでなさる熱意に頭が下がります。」

これに対して妻の正子さんの答えは「フレッドは、東京オリンピックに
限らず、祖国のことになりますと、夢中になってしまうんです」。

和田の祖国愛に胸を打たれたモインク氏は、東京への投票を確約し
くれました。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう85.

From : 田渕裕哉(2025/09/28 07:36:51)

2025年9月28日(日)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

賢い人は、徹底的に楽天家である。
他人を豊かにできなければ、あなたも豊かにはなれない。
アンドリュー・カーネギー

祖国・日本への熱い志をもつフレッド和田。

しかし、当時の日本政府には、オリンピック招致活動に対して、
フレッド和田に渡せる活動費用などありません。

国からお金などもらえなくてけっこう。日本のためなら、私は自費で動く。

フレッド和田は、なんと自らのお金で活動を始めたのです。このとき50歳。

裕福だったというわけではないのです。祖国を思うその気持ちが、彼を
つき動かしたのです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう84.

From : 田渕裕哉(2025/09/27 07:06:09)

2025年9月27日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は夫婦で札幌に行きます!

問題は未来だ。
だから私は、過去を振り返らない。
人生は公平ではない。
そのことに慣れよう。
ビル・ゲイツ

フレッド和田。日本名は和田勇。

1907年、ワシントン州べリングハム生まれの日系2世。

貧しい少年時代を送り、4歳のときに、和歌山県御坊市の母親の実家に
あずけられ、9歳のときアメリカへ帰国。

日系移民として太平洋戦争を経験。戦後、ロサンゼルスに移って青果店を
開きます。

その彼の名前が、なぜ、準備委員会のなかで挙がったのかというと・・・。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう83.

From : 田渕裕哉(2025/09/26 07:12:51)

2025年9月26日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は長男の37歳の誕生日です!

もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。
一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。
渋沢栄一

焼け野原となった東京。1945年、第二次世界大戦に敗れた日本

それから19年後の1964年。

日本再生の象徴となったイベントが行われます。東京オリンピックです。

日本はオリンピックの開催に向けて新幹線、首都高速道路、地下鉄
ホテルなどさまざまな整備が行なわれ、カラーテレビの普及なども
一気に進みます。

そして、日本の経済成長率は年平均10パーセントを超え、世界で
例を見ないほどの急速な高度成長を成しとげたのです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう82.

From : 田渕裕哉(2025/09/25 06:16:51)

2025年9月25日(木)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

自分で薪を割れ、二重に温まる。
あなたができると思えばできる。
できないと思えばできない。
どちらにしてもあなたが思ったことは正しい。
ヘンリー・フォード

お金は大切じゃないなんて言いません。

でも、もっと大切なことがあるってことですよね。

それは、心がつながりあう体験。「湯加減はどうじゃ?」
この粋な心遣いが、心の絆を深く結びつけたのです。

これが蒲生氏郷が家臣たちから愛された秘密。

そして蒲生軍の強さの秘密です。

残念なことに、氏郷は40歳の若さで亡くなってしまいます。

ですから、氏郷が、会津を治めていたのはわずか4年半なのです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう81.

From : 田渕裕哉(2025/09/24 06:52:02)

2025年9月24日(水)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである。
悲しみも、喜びも、感動も、落胆もつねに素直に味わうことが大事だ。

殿さまのお風呂に!?何のことかわからず、不安な気持ちで
お風呂に入っていると、「湯加減はどうじゃ?」と、聞き慣れた声が。

ハッとして、浴室の窓を開けると、氏郷が頬かぶりして、自ら薪を
くべながら火をたいています。顔も手も、すすで真黒です。

「殿、なんということを!?」絶句する家臣に向かって、氏郷はこう告げました。

「このたびの戦において獅子奮迅の働きをしたお前に、相応の褒美をとらせる
ことができなかった。せめてこのくらいのことはさせてくれ」 >>>続きはこちらから