人生に悩んだら「日本史」に聞こう51.

From : 田渕裕哉(2025/08/25 06:30:23)

2025年8月25日(月)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は福島でセミナーです。

人生に失敗がないと、人生を失敗する。
斎藤茂太

言葉にすると簡単なのですが、薩摩藩と長州藩は、政治の主導権を争う
ライバル同士。

元治元年(1864)の蛤御門の変では敵味方に分かれ、お互いに
殺し合った仲ですから、親戚のひとりやふたり相手側に殺されてい
わけです。

普通に考えたら、そんな相手と仲良くできるわけがないのです。

いまでいうならば、戦争をしあったイラクとアメリカの手を結ばせ
仲良しにしてしまった。

しかもその仲介に立った人物が、フリーターであった。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう50.

From : 田渕裕哉(2025/08/24 07:18:45)

2025年8月24日(日)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。
とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。
福沢諭吉

坂本龍馬のモテっぷりはすごいです。

江戸にも京都にも長崎にも、龍馬を慕う女性がいました。

江戸には、龍馬の剣術の師匠である千葉定吉の娘・さな子。

京都には、後に妻となるお龍。

さらに初恋の人で幼馴染の平井加尾、長崎には、お元をはじめとした芸妓たち。

揃いも揃って美しい女性たちが、龍馬に首ったけです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう49.

From : 田渕裕哉(2025/08/23 07:42:47)

2025年8月23日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

私たち一人ひとりが航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、理性は羅針盤、情熱は疾風。
アレキサンダー・ポープ

ヨーロッパでは、火薬を使った「発破」で鉱物資源の採掘やトンネルの
掘削を行なっていました。

しかし、日本はそうはしなかった。

火薬による発破を日本に伝えたパンペリーは、火薬の使い方を知りながら
日本人が石の採掘に応用しなかったことを、不思議がったといいます。

なぜ使わなかったか?

日本人にとっては、自然こそが神さまだったからだと思うのです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう48.

From : 田渕裕哉(2025/08/22 07:53:29)

2025年8月22日(金)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、
これが「因」です。起こった結果が「果」です。
因果応報というように、必ず結果は来るのです。
瀬戸内寂聴

一般に江戸時代といえば、鎖国のイメージが強く、西洋の技術水準からは
大きく後れをとっていたと思われていますが、手工業のレベルにおいては、
世界最高水準の技術を維持し続けました。

その日本の匠の技術に釘付けとなったひとりに、かの有名なドイツの考古
学者シュリーマンがいます。

ギリシャ神話上のトロイアの遺跡の発掘に成功したシュリーマンですが、
そのトロイア発掘の6年前の1865年に、明治維新を目前に控え
日本を訪れています。

ギリシャ神話の解明を悲願とするシュリーマンは、相通ずるものが日本の
神話や文明にもあると興味をを持ったのでしょう。

「私はかねてからこの国(日本)を訪れたいという思いに身を焦がしていた」
と述べています。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう47.

From : 田渕裕哉(2025/08/21 07:08:14)

2025年8月21日(木)
おはようございます。今朝は、いわき市からお届けしています。

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
ニーチェ

「ゴールデン・ジパング」

「莫大な金を産出し、宮殿や民家は黄金でできている」

かつて日本は、海外の人たちにそう噂されていました。

13世紀にアジアを旅したマルコ・ポーロが「東方見聞録」のなかで、
中国で聞いた噂話として、日本をそのように紹介したからです。

300年後、この噂が現実のものとなりました。

信長の安土城には、まばゆいばかりに輝く黄金の天守閣。

秀吉が築城した大阪城は、瓦に金がふんだんにほどこされ、
城内には、黄金の茶室までつくられました。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう46.

From : 田渕裕哉(2025/08/20 07:06:18)

2025年8月20日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
今日は「いわき市」で1泊2日のビジネス・セミナーです。

人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。
人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
シェイクスピア

日本にこれほど多彩な色があるのは、足枷のある限られた自由の
中で、お洒落を楽しもうとセンスを磨いてきたからです。

微妙な色彩の違いを見極め、そこに工夫をこらしたのです。

また、庶民でも経済力のある者は、着物の表地はお上のお触れに
従って地味な装いながら、裏地には禁止されている正絹や派手な
染め色を用い、隠れたところに贅を尽くすことで、江戸っ子の
意地を通しました。

これが本当の「裏をかく」ですね。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう45.

From : 田渕裕哉(2025/08/19 07:49:46)

2025年8月19日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。
坂本龍馬

江戸時代の庶民たちは、この許された3色に、自分たちのセンスを
すべて注ぎ込みました。「茶色」「鼠色」「お納戸色」。

それぞれの色のなかに微妙な色調を工夫して着物を染め上げ、
バリエーションを楽しんだんのです。

この3色のなかでも、特に茶色と鼠色のなかに、多彩な色合いが
生まれ、新しい呼び名がつけられました。

海老茶、白茶、江戸茶、蒲茶、鶯茶、千載茶、団十郎茶、利休茶。

語呂合わせで四十八茶と呼んでいますが、実は、茶系だけで
100種を超える色があります。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう44.

From : 田渕裕哉(2025/08/18 07:08:56)

2025年8月18日(月)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。
今日は白石市でセミナーです。

たいていの人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかっています。
人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。
ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです。
バーバラ・ブラハム

四十八茶 百鼠

この言葉が生まれたのは江戸時代。長きにわたって平和を謳歌した江戸
時代は、生産性が上がり、庶民の生活もかなり豊かになってきました。

ただ、それをおもしろく思わない為政者たちは、奢侈(=贅沢という意味)
禁止令を幾度となく発令したのです。

「芝居を見に行くな」「米を食べるな」「絹物を着るな」など庶民の生活
全般にわたりました。

着物に関しては、色・柄・素材など、細かい規定が設けられていました。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう43.

From : 田渕裕哉(2025/08/17 06:59:24)

2025年8月17日(日)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。夫婦の散歩が気持ちいいです!

反対者には反対者の論理がある。
それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない。
問題の本質的な解決には結びつかない。
渋沢栄一

いにしえの日本人のカラーコーディネートの能力は、きっと世界一です。

なぜなら、平安時代のお姫さまたちは、十二単を着こなしていたのですから。

着物のコーディネートは、洋服のそれとは比べ物にならないくらい難しく、
奥が深い。

例えば、同じ着物に同じ帯でも、半衿、帯揚げ、帯締めなど、ちらっと
見える部分の色を変えるだけで、着物の印象も、その人自身の印象も、
ガラッと変わります。

これに加えて、草履、バッグ、かんざしと、和装には、コーディネートの
腕の見せ所が盛りだくさんです。 >>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう42.

From : 田渕裕哉(2025/08/16 06:35:59)

2025年8月16日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

思い煩うべきことと、思い煩らわざるべきことを、見極める力だけを、私にお与え下さい。
アビラの聖テレジアの祈り

梅の花が咲くと「春が近い」っていう感じがするし、梅の香りも好きです。

先日、そのことを知人に伝えたら、こんな素敵な答えが返ってきました。

「そこなんだよ。梅を春の季語にした日本人の感性って、素晴らしいと
思わない?だってね、梅が咲く時期って、一年のうちでもっとも寒い時期
なんだよ。寒椿の咲く時期とほとんど変わらないのに、寒椿は冬の季語で、
梅は春の季語。一番寒い時期に咲く梅を春の季語にしたところに、日本人
の素晴らしい感性が表れているよね」

夜明け前が一番暗いのと一緒で、もっとも寒い時期に咲く梅の花を見ると、
春の訪れがもう目の前に来ていることを感じる・・・。 >>>続きはこちらから