人生に悩んだら「日本史」に聞こう11.

From : 田渕裕哉(2025/07/16 07:10:50)

2025年7月16日(水)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

常識と非常識がぶつかたときに、イノベーションが生まれる。
井深大

まず、喜蔵は黒船を見ないことには話が始まらないと、長崎に
修行の旅に出ます。はい、ここです。

この時点で、黒船造りを任されたリーダーが黒船を見たことすら
なかった、という点が素敵ですよね(笑)

宇和島藩では、喜蔵を士分に取り立ててくれましたが、旅に同行
した武士たちが、喜蔵を町人扱いするものですから、長崎滞在は、
喜蔵にとって、相当つらく屈辱的なものでした。

荷物持ちにされ、時間に遅れると食事を与えられないなど、不遇
に甘んじたそうです。

それでも、喜蔵は悔しさ以上に、黒船を造るプロジェクトにやりが
を見出していたのだと思います。喜蔵は、めげなかったのです。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう10.

From : 田渕裕哉(2025/07/15 05:17:50)

2025年7月15日(火)
おはようございます。今朝は青森からお届けしています。今日は八戸でセミナーです。

私の言語の限界が私の世界の限界を意味する。
ウィトゲンシュタイン

宇和島藩(愛媛県)は10万石の小藩でしたので問題がありました

予算もなければ、洋学の施設や造船の設備なども何もありません。

それでも、黒船を造ってみたい。そして、四国の片隅にある宇和島
を大改造したい。

そんな殿様の夢から、黒船造ろうプロジェクトが始まるのです。

このプロジェクトの主役に抜擢されたのは、ちょうちん張りの職人
嘉蔵という若者でした。黒船を造るのに、ちょうちん張り? >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう9.

From : 田渕裕哉(2025/07/14 06:24:39)

2025年7月14日(月)
おはようございます。今朝は仙台からです。今日は弘前市でセミナーです。

スタート時点で大切なことは次の一点であろう。
「設問の仕方を解決策志向的に行うこと」
大前研一

嘉永6年(1853)6月3日。ついに来てしまった。日本騒然。大ピンチです。

欧米諸国が帝国主義によって海外領土を拡大していった時代。

アジアの国々は、次々にヨーロッパ諸国の前に屈し、植民地になっていきました。

そして、ついに、鎖国をしていた日本にもやってきたのです。

アメリカ合衆国海軍、マシュー・ペリー提督率いる恐怖の黒船が!

手漕ぎの船じゃない。まるで城が海の上を走っているよう。日本とは、技術力が違いすぎます。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう8.

From : 田渕裕哉(2025/07/13 05:39:45)

2025年7月13日(日)
おはようございます。今朝は涼しい千葉からです。今日は仙台に行きます。

情理も一つのロジックとするならば、 大切なのは、
とにかくロジカルに考え抜く姿勢というのに尽きると思います。
波頭亮

夢に生きるとは、やりたいことだけをやることではないのです。

夢に生きるとは、好きなことだけやることではないのです。

夢に生きるとは、目の前のことをすべて受け入れ、そのときに
できる小さな一歩を踏み出し続けること。

夢に生きるとは、大切な人たちを、ちゃんと大切にすること。

チャンスはいつだって、いま、目の前にあるということです。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう7.

From : 田渕裕哉(2025/07/12 06:14:15)

2025年7月12日(土)
おはようございます。今朝は涼しい朝の千葉からです。

考えなさい。調査し、探究し、問いかけ、熟考するのです。
ウォルト・ディズニー

夜になると、野原で星空を見上げていた伊能忠敬。

50歳になっても夢をあきらめていなかった伊能忠敬。

55歳から17年間、一歩一歩踏み出し続け、地球1周分を歩きぬいた伊能忠敬。

考えてみると、忠敬の人生は夢に向かって一直線に突き進んだのではないのです。

いや、それどころか、夢とはなんの関係もない、婿入りした先の酒屋の仕事に
一直線に突き進んだ人生でした。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう6.

From : 田渕裕哉(2025/07/11 06:36:20)

2025年7月11日(金)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

(コンサルが売っているものはなんですか?というツイートに対するツイート)
「問い」です。
慎正宗

1ヶ月かかる石垣の修理では「これを3日でやったら、みんな仰天するだろうな」
と、やっぱり、秀吉はワクワクしていたと思います。

相手の予想を超えようとする工夫をするとき、草履を出すという雑用ですら、
楽しい「ゲーム」に変わるのです。

楽しいからもっと工夫する。

すると、気づいたら、自分を応援してくれる仲間に囲まれて、夢にすら思わなかった
天下統一まで辿り着いた。

秀吉はそんな人生だったと思います。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう5.

From : 田渕裕哉(2025/07/10 06:38:06)

2025年7月10日(木)
おはようございます。今日は最愛の妻の誕生日です!

重要なことは、正しい答えを見つけることではない。
正しい問いを探すことである。
間違った問いに対する正しい答えほど、危険とはいえないまでも役に立たないものはない。
ドラッカー

日本史を見つめ直したときに「おかげさま」の精神をもつ日本人の感性に
合っているのは「天命追求型」だと思います。

まわりから応援されて運ばれていく、天命追求型こそ日本人の生き方、
日本人の夢の叶え方なのではないかと。

無理やり目標を作らなくていい。

無理やり自分の人生を創りださなくていい。

ただ、いま目の前のことをひとつひとつ大切にしていけばいい。

そう気づき、なんだか、生きることに対して、安心感が生まれました。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう4.

From : 田渕裕哉(2025/07/09 07:51:29)

2025年7月9日(水)
おはようございます。今朝はさわやかな朝の千葉からです。

考えることは、才能のない人間の最大の武器である。
野村克也

秀吉は、雑用係では、雑用係に胸をときめかし、自t

足軽になっては、足軽に胸をときめかし、自分ができることを精いっぱい
やった。

その結果、まわりから応援されて、次々扉が開いて、いつの間にか天下人
へと運ばれていったのです。

おそらく日本人は、ずっとこういう生き方をしてきたのではないでしょうか。

アメリカ型の成功哲学は、目標をかかげ、そこにひたすら邁進していく、
未来にビジョンを描き、そこにステップバイステップで向かっていく。 >>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう3.

From : 田渕裕哉(2025/07/08 06:48:54)

2025年7月8日(火)
おはようございます。今朝は、いわき市からお届けします。

問いを持った部族は生き残ったが、答えを持った部族は滅びた。
ネイティブ・アメリカンの諺

秀吉は信頼を得て、いよいよ部下を任され侍大将になり、やがて
近江の国(滋賀県)の長浜城が与えられます。

秀吉は、ついに城持ち大名になれたのです。

ちなみに、雑用係から、大名になるまでどれくらい時間がかかって
いたと思いますか?

3年?5年?いえ。19年もの歳月が流れています。

秀吉は、天下統一のために、人生をささげてきたのではないのです>>続きはこちらから

人生に悩んだら「日本史」に聞こう2.

From : 田渕裕哉(2025/07/07 07:19:35)

2025年7月7日(月)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。今日は「いわき市」でセミナーです。

目的を達成する為には人間対人間のうじうじした関係に沈みこんでいたら物事は進まない。
そういうものを振り切って、前に進む。
大久保利通

ある寒い日の朝、信長の草履を懐に入れて温めておいてから
出したという話は、有名なエピソードです。

草履ひとつ出すにも、秀吉は相手のことを考えて、喜んで
もらえるようにアイデアを加えているのです。

やがて小者としてのがんばりを認められた秀吉は、ひとつ
バージョンアップして足軽になります。

足軽はまだ武士ではありません。

しかし、足軽になれたことに喜んだ秀吉は、ここでも
ベストパフォーマンスを見せ、念願のサムライ、武士に
ひきあげられます。 >>続きはこちらから