From : 田渕裕哉(2012/06/24 07:05:43)
おはようございます。今朝もさわやかな千葉からお届けします。
今朝、妻と散歩をしていると、ときどきお会いする女性(年配のおばさん)
から、メロンをたくさん採って来たので、一つあげるよ、と言われ、
美味しそうなメロンをもらいました。名前も知らない人です。
ここが、印旛村(現在は印西市)ならではのいい所です。
「頭のいい説明」は、「話の内容」だけを伝えるものではありません。
「頭のいい説明」は、必ず「話の意図」も伝わっています。
事実、話が通じない場合、その理由として、話の「内容」ではなく、
話し手の「意図」が伝わっていないということが少なくありません。
聞き手は相手の意図が理解できないために、誤解をしたりするのです。
例えば、あなたが、遠方の取引先に、
ある書類を急ぎで見てもらうことになったとします。
このようなとき、部下に「バイク便を呼んで、この書類を送って」
と言っただけでは不十分なのです。
なぜなら「なぜバイク便なのか」、その意図がこれだけでは不明だからです。
「すぐにこの書類を相手に見てもらいたい」という場合であれば、
別に「バイク便」でなくても構わないということが多くないでしょうか?
場合によっては、バイク便よりもFAXのほうがいいかもしれない。
Eメールの添付で送るという手もあります。
バイク便の距離であれば、直接、持って行くという方法もあります。
つまり「なぜバイク便なのか」という意図を部下に伝えなければ、
部下の仕事を最初から限定してしまうことにもなるのです。
From : 田渕裕哉(2012/06/23 06:52:41)
おはようございます。今朝は涼しい千葉からです。
今日は教会の大会があります。土曜日ですが家族で教会に行きます。
今月の土曜日は教会の用事で埋まっています。
日曜日にも教会に行くので、週末は教会三昧です。
今日は「頭のいいメール」の基本をご紹介します。
メールの報告で、ぜひ覚えておきたい文章の構成があります。
それは「リマインド言葉」→「現在地」→「方向性」の三段構成です。
1.リマインド言葉
何に関する話なのかを、相手に思い出させるための言葉が最初にきます。
「・・・の件ですが」といった表現になります。
2.現在地 現在の状況を説明します。
「現在、・・・の状況です」といった表現になります。
3.今後、どうするのか、どうなっていくのかについて、説明します。
「今後、・・・となる予定なので、・・・しようと思っています。
また動きがあれば、お知らせします」といった表現になります。
この流れは「頭のいい説明」の最も簡潔なパターンです。
ビジネスの話は、多くの場合、この流れでやりとりされているはずです。
非常にシンプルな構成のため、メールを受信した相手も、
この順番で話が展開されると、メッセージを理解しやすくなります。
例えば、1.「来週の法務部門との打ち合わせに関して」
2.「現在、契約に盛り込みたい項目を整理しています」
3.「週明けに確認をお願いします」
From : 田渕裕哉(2012/06/22 07:30:41)
おはようございます。今朝は再び台風接近の大雨の千葉からです。
西日本では農産物に被害が出ているようですね。
自然災害は、予期しないときに起こります。
いろいろな場面を想定して備えていなければならないですね。
短く簡潔に話をまとめたり、短い言葉そのものが
なぜ「伝える」ことに優れているのでしょうか?
それは、文章を短くしようとすればするほど、
話し手は厳密に言葉を選ぶようになるからです。
伝えたいことを正しく伝えるために、もっとも適した言葉を使おうと努力するからです。
その結果、聞き手に分りやすい言葉が自然に選ばれるわけです。
例えば、小泉元首相の「感動した!」のワンフレーズも、普通であれば
「優勝おめでとう。つらいけがの中、横綱の頑張る姿にとても感動しました」
となっていたと思います。
しかし、観客は横綱が「優勝したこと」も、「けががつらいこと」も、
「頑張ったこと」も全て知っています。
そういう場合であれば「感動した!」という言葉が最もインパクトがある言葉なのです。
また、長い文章は聞いているほうも話しているほうも、
何を話しているか途中で分らなくなりがちです。
文章はできるだけ短文にするほうが、
今、何の話をされているのかをお互いに理解しやすいと言えます。
話の一つひとつを短い文章で構成します。
「もっと短い文で、簡潔に表現できないか」という視点を持っていただければと思います。
From : 田渕裕哉(2012/06/21 07:08:57)
おはようございます。今朝もさわやかな千葉からお届けします。
台風がまた近づいているようです。先日の台風は夜中に風がすごかったです。
朝見ると、バイクが倒れていました。しかし、その隣の畑のキュウリは無事でした。
植物の生命力には目を見張るものがあります。感動でした!
「サウンド・バイト」という説明テクニックを聞いたことがありますか?
今日は、そのテクニックをご紹介します。
まず、次の2つの文章を比べてみてください。
1.と2.では、どちらが読みやすいですか?
1.「部内会議の議事録作成担当である、総務部の吉田さんが急病でお休みのため、
今日提出期限の、先週の木曜日に行われた部内会議の議事録を、
誰かが代わりに作成しなければなりません」
2.「総務部の吉田さんが急病でお休みです。吉田さんは、部内会議の議事録作成担当ですが、
先週の木曜日に行われた会議の議事録はまだ作成されていません。
その議事録は今日が提出期限のため、誰かが代わりに作成する必要があります」
黙読すると、少ししつこく感じるかもしれませんが、実際に声に出して話してみると、
明らかに2.のほうが分りやすいかと思います。なぜでしょうか?
もうお分かりかもしれませんが、人間は、長い文章よりも短い文章のほうが理解しやすいのです。
ですから、分りやすく説明したいのなら、長い文章でじっくりと説明するより、
短い文章を積み重ねたほうがいいと言えます。
From : 田渕裕哉(2012/06/20 07:00:48)
おはようございます。今朝は晴れていますが風が強い千葉からです。
台風は大丈夫でしょうか?無事であることを祈っています。
現状を変えたいけど、不安で動けないあなたへ。
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相手に伝わる伝え方のコツは、聞き手が何を聞きたいと思っているかを考えることです。
それが情報の重要度を区別する初めの一歩です。
例えば、展示会の参加報告などの場合は、多くの人が「聞きたい」内容は、ほぼ決まっています。
「業界全体の動向」「競合他社の動向」そして「参加者がどんな商品に注目していたか」
「どこに人が集まっていたか」などです。
つまり、これから聞き手にとって「重要度の高い情報」です。
それ以外は「重要度の低い情報」つまり「背景情報」です。
会場入口の写真などは、ほとんどの人にとって見る必要のないものです。
なくてもいいし、業界関係者なら誰でも知っているような
展示会自体の説明をわざわざする必要もありません。
3日間開催されていて、自分が2日目に参加したといったことも背景情報になります。
そのようにして、重要度の高い情報と低い情報を分けたら、
思い切って重要度の低い情報、つまり背景情報をカットします。
さらに「話の流れを整理」し、「重要度の高い部分を少し補足」します。
それだけで、あなたの説明は見違えるほど良くなります。
From : 田渕裕哉(2012/06/19 07:07:36)
おはようございます。今朝は涼しい千葉の朝からお届けします。
今日は千葉の柏市の豊四季で1日、企業研修です。
テーマは「チームビルディング」です。1日かけて、じっくり取り組みます。
ゲームやワークを通して、気づきを得ていただく研修で楽しみです!
話が長い人は、なぜ「説明が下手」なのでしょうか?
明快です。
話が長くなると「必要な情報」と「不必要な情報」がごちゃごちゃになるからです。
だから、何を言いたいのか相手に伝わらないのです。
ただ、ここにこそ「頭のいい説明」の鉄則があります。
つまり、説明というのは「不必要な情報」をカットするだけで
格段にスッキリし「頭のいい説明」になるのです。
では「不必要な情報」とは、いったい何でしょうか?
それは話し手でなく、「聞き手にとって重要度の低い情報」のことです。
聞き手にとって聞きやすい「話の流れ」を考えた際、後回しにされる情報を言います。
これを「背景情報」と言います。
そして、背景情報は後回し、できればカットしてください。
それだけで話は短く、分りやすくなります。
具体的に言うと、例えば、IT企業のマーケティング系部署で、
業界動向をチエックするために展示会に参加した人がいるとします。
翌日、その展示会の様子を簡単に上司に報告することになりました。
こんな場面で「話が長い人」は、次のように話します。
From : 田渕裕哉(2012/06/18 07:56:57)
おはようございます。今朝は最高の天気の千葉からです。
1週間の始まりですね。調子は如何ですか?
朝は5分だけでも時間を取って、瞑想と呼吸法で違いますよ。
モチベーションが高まり、やる気が、みなぎってきます。
「情報の量を増やせば増やすほど、分りやすくなる」説明が下手な人に限って、
そんなふうに考えてしまうようです。
ただ、ビジネスシーンでは多くの場合、情報の量を増やせば増やすほど、
混乱を招くだけなのです。
相手は説明を聞けば聞くほど、こちらが何を言いたいのか分らなくなります。
そればかりか、話の趣旨とは違ったところに興味を持って、話し手を見ながら頷きつつ、
頭の中では勝手な妄想を始めてしまったりします。
新聞やテレビなど、マスメディアの取材を受けることが多い
企業の経営者や広報担当者が受講するコミュニケーション・トレーニングがあります。
この研修は、一般的に「メディア・トレーニング」と言われています。
トレーニングでは、メッセージの伝達効率、つまり
「伝えたいメッセージを確実に伝える技術」を高めるための、さまざまなコツを学びます。
簡単に言えば、分りやすい表現、相手に誤解を与えない表現の
基本から応用までを細かく学ぶのです。
そして、この「メディア・トレーニング」で繰り返し強調されることがあります。
それは、「長く話さない」ということです。
From : 田渕裕哉(2012/06/17 05:50:29)
おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からお届けします。
最近、体調がスゴクいいです。夜12時に寝ても、朝4時には目が覚めます。
毎日、睡眠時間4時間ですが、不思議と疲労感はありません。
寝る直前は、エネルギーを使い切ったという1日の達成感と、
朝起きるときは、エネルギーが充電できて、よし、やるぞ!という気持ちになります。
信頼されるための句行動13.は「他者を信頼する」です。
最初にエマーソンの言葉をご紹介します。
「人を信じよう。そうすれば、その人もあなたに誠実な態度をとるだろう。
人に寛大であれ。そうすれば、その人も寛大に振る舞うだろう」
「他者を信頼する」という行動は、他の行動とは性質が異なります。
言うなれば、名詞の「信頼」から、動詞の「信頼する」へと移行するのです。
これまでの行動は、より信頼される人間やリーダーになるためのものでしたが、
この行動は、自分が他者をより信頼するリーダーになろうというものです。
相手の心に信頼を築くだけでなく、信頼を活用するのです。
つまり、人を信頼することで、相手にもこちらを信頼してもらうという
相互関係を生み出すのです。
また皮肉なことに、信頼関係が構築されていないとき、
信頼を築く最善の方法の一つが自分から相手を信頼することなのです。
相互信頼のないリーダーシップというのは言葉の矛盾なのです。
「他者を信頼する」という行動は、エンパワーメントや相互利益の原則に基づいています。
From : 田渕裕哉(2012/06/16 07:01:20)
おはようございます。今朝もさわやかな千葉からです。
週末は、どのようにお過ごしになりますか?
私は、今日、明日と教会の集会で終日を過ごします。
私にとっては、心が洗われるような日になります。
信頼されるための行動12.は「コミットメントし続ける」です。
この行動は、すべての行動の中でボス的存在です。
社員、上司、チームメンバー、顧客、仕入れ先、夫婦、子供、
その他どんな関係でも、これは信頼を築く最短ルートと言えます。
その逆の行動は約束を破ることであり、信頼を壊すのに、これ以上、
手っ取り早い方法はないでしょう。
この「コミットメントし続ける」という行動は、言うまでもなく、
約束をし、それを守るということです。
約束をすると希望を生み出し、約束を守れば信頼を築くのです。
但し、約束に背いた場合の影響を考えると、
約束をするときは慎重さが求められます。
実は「コミットメントし続ける最善の方法は約束をしないこと」なのですが、
このような態度は勇気と期待に欠け、今日のグローバル経済では
機能しないことは言うまでもありません。
これでは信頼をまったく得られないのです。
ゴールドマン・サックスCEOの言葉です。
「約束を守り、信用できる人という評判を獲得することが何を意味するか、
それを実証して見せるのがリーダーの務めである」
From : 田渕裕哉(2012/06/15 06:08:53)
おはようございます。今朝は、さわやかな天気の千葉からです。
娘が免許を取って、車に乗っているのですが、車庫入れのとき
車の後ろをぶつけてしまいました。今、修理に出しています。
修理代が、かなりかかるようで、娘もショックを受けています。
まあ、ぶつけて、運転も上手くなると思います。人でなくて良かった!
信頼されるための行動11.は「まずは耳を傾ける」です。
最初にヘンリー・フォードの言葉をご紹介します。
「成功の秘訣というものがあるとしたら、それは相手の立場を理解し、
自分の視点だけでなく相手の視点から物事を見ることができるかどうかです」
「まずは耳を傾ける」とは、相手の話を聞く
(=相手の考え、気持ち、経験、意見を心底理解しようと努める)
という行動さえすればよいのではなく、それを自分が最初に
(=相手を評価したり、相手に影響を与えたり、指図したりする前に)
やるということです。
「まずは耳を傾ける」の背後にある原則は、理解、尊敬、そして相互利益です。
この行動の逆は、まず自分が話し、その後で相手の話を聞く、
あるいはまったく聞かないというものです。
自分の言いたいことなど、お構えなしで、
しかも相手の準備が整う前から話し始めたりします。
自己中心的な行動であり、これでは信頼関係は築けません。
ノーム・オーガスチンというある会社の会長は次のように表現しています。
「あの人は、しゃべりすぎだ」という批判は誰もが耳にする。
だが「あの人は聞きすぎだ」という批判を聞いたことがあるだろうか。
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